先日、「ゼロ思考アファメーション・カウンセラー養成講座」と、
「WEBゼロ思考講座」の配布原稿を脱稿しました。
ふうー (^^;)
そこには、ゼロ思考アファメーション特有の長文や単文、
また、ネガティブな言葉を使ったアファメーションの作成方法をまとめています。
手前味噌ですが、よくまとまって実践で効果的に使えるツールになったと思っています。
そのツールには、「アファメーション・マトリクス」と名付けました。
このツールを使いこなすと、
ネガティブな言葉でも、ポジティブな言葉でも、
目標に近づくためのアファメーションが、
自由自在に作れる強力なツールとなります。
特に、ネガティブな言葉が、どのように効果が現れるか?
その説明を「言葉の構造」と「意識の構造」の両視点から触れており、
「ゼロ思考アファメーション」として、パシッとまとまったと自負しております。
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これを作った経緯を説明しますと…
アファメーション・マトリクスでは、
言葉の構造から見た、「4つの分類」を表にしています。
1)ポジティブな言葉、ネガティブな言葉、
2)暗示、明示
この軸を使って、マトリクスをイメージし、
アファメーションの言葉をチョイスしていきます。
これは、私がカウンセリングで、
「その人にしっくりあうアファメーションは?」と考えたとき、
なんとなく、上記の「4つのイメージ枠」を思い浮かべながら、
アファメーションを作っていたからです。
そう、それを今までは、無意識にしていたのですね。
しかし、
「アファメーション作成の方法を、よりわかりやすく伝えるには?」
そう思い、
「自分がどういうプロセスで、
アファメーション作成を簡略化しているんだろう?」
と思考のプロセスを意識化してみたのです。
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脳が、複雑な処理をするのは、ご存じのとおり。
しかし脳は、その複雑な処理に慣れてくると
「考えを、より簡略化しよう」
…とする働きが生じます。
子どもの頃、練習して自転車に乗れるようになると、
そのうち、歌いながらでも、遅刻の言い訳を考えながらでも、
自転車を運転できるようになりますね。
行動や考えが、それに慣れると共に、
自覚から無自覚(無意識)の処理に切り替わっていきます。
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私がアファメーションを作成するとき、
相手の状況を読んで、ぱっとその場で提示できます。
それほど思い悩みません。
このように、迷うことなく出てくるのは、私の無意識の中に、
前述の「4つの分類イメージ」があるから言葉が思い浮かぶのです。
この4つの分類。
それをモデル化して、講座の皆さんが使いやすいように表にすれば、
アファメーションの全体像が見通せて、苦労せずにアファメーションを作ることができる…
と考えたのです。
その分類を、アファメーション・マトリクスと名付けました。
マトリクスと言えば、心理ワーカーの知人である「めんたね」の尾谷さんと阿南さんが作った
コミュニケーションを円滑にするツール、「SMマトリクス」に触れていたので、
迷わず、アファメーション・マトリクスと名付けたのです。
今までのポジティブシンキングでは忌避されてきた
「ネガティブな言葉」を使うロジックと、実例が満載の内容になりました。
今頃は、講座の皆さんに送ったPDFを熟読しているところかな?
皆さんが、ゼロ思考アファメーションの講座を受けてくれて、
より上手に、スムーズにアファメーションを作れますように^^
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ちなみに、これのPDFを読んだWEB講座のSさんが掲示板に書き込んでくれたのですが、
「内容が濃ゆいですね。
今までの集大成のような印象を受けました。」
と、コメントをつけてくれました。
しっかりと、WEBゼロ思考講座の課題をこなしたSさん。
目標とする人生が、好ましい方向へまさかの急展開!
さらに、このアファメーション・マトリクスを使って、
無意識に働きかける言葉の魔術を実感してください。
Sさん、楽しみですね~(^^)/