一般会計の総額が過去最大の122兆円余りとなる今年度予算は参議院本会議で採決が行われ、自民・維新両党などの賛成多数で可決・成立しました。(NHK ONE 2026年4月7日午後3時24分(2026年4月7日午後6時28分更新))
▼一般会計 国の基本的な活動に必要な歳入・歳出を経理する会計のこと。歳出では社会保障や公共事業、防衛費などの通常の行政経費にあたる一般歳出のほか、自動的に歳出額が決まる地方交付税、国債費がある。歳入は所得税や法人税、消費税といった税収などで構成する。一般会計とは別に特定の事業や資金を管理する「特別会計」もある。(日本経済新聞「きょうのことば」2024年12月28日 2:00)
道北地方の中でも、北のほうの田舎町の小学校。学級担任は20代の若いセンセイだった。いろんなことを教わったが、「社会科」の「国の予算」のハナシは特に印象に残っている。
当時、日本では、新年度の一般会計予算案を発表する際、大蔵省(現財務省)は予算額に対応した“語呂合わせ”を作っていた。それが新聞等メディアを通じて発表されるというのが、毎年の恒例行事だった。
例えば、1965年度(昭和40年度)予算「3兆6,580億8,000万円」は「365日晴れ晴れ」、1966年度(昭和41年度)予算「4兆3,142億7,000万円」は「予算でいい世になれ」という具合だ。
授業でセンセイはまず、当時の外務大臣“三木武夫”を板書し、主要閣僚を務め総裁候補になっていること、そして自分の氏名は一字違いなのだと“つかみ”のハナシを挟みながら、1967年度(昭和42年度)の日本の年度国家予算とその“語呂合わせ”について説明してくれた。大蔵省による一般会計予算の語呂合わせ - Wikipedia
その年度の日本の一般会計予算は「4兆9,509億1,000万円」。これを大蔵省では「良くこれでくいとめた」と“語呂合わせ”した。一方、どこかの新聞だか雑誌だかは「よく5兆を抑えたね」などと、毎年度膨らむ予算を皮肉ったとかいう話だったと思う。大蔵省の“語呂合わせ”は、毎年発表のたび揶揄されていた。
きょうの、新年度予算成立のニュースをみて、ふと“語呂合わせ”について調べてみたら、1996年度(平成8年度)の予算までだった。大蔵省がやめてから、もう20年近く経つ。
ならばこのシニアが「122兆3092億円」に“挑戦”しよかとは思ってみたが、いかんせん、桁が多すぎた。「5兆円」の時代からみると、今や日本の国家予算は20倍だ。北海道の26年度一般会計予算案が3兆1,681億円、札幌市の予算案が1兆3,185億円だから、当時の「5兆円」の国家予算は、今や北海道と札幌市の予算にちょっと足した程度の規模でしかなかったのだ。
‥隔世の感があるわい。
