自民党の高市早苗総裁への「囲み取材」を待っていた報道陣の一部が「支持率下げてやる」などと発言したとされる動画が、X(旧ツイッター)などのSNS上で拡散された。日本テレビがインターネット上で生中継する中で、報道陣の声をマイクが拾ったとみられる。時事通信社は9日、この発言が自社の男性写真記者であることを認め、「報道の公正性、中立性に疑念を抱かせる結果を招いた」として厳重注意したと発表した。

(朝日新聞デジタル10月9日 11時30分)

 

 時事通信社が自社のニュースサイトにアップした「本社カメラマンを厳重注意」文書の全文はつぎのとおり。時事通信社



 

 いつも思うことだが、「おわびします」は会見で頭を下げるなどの行為が伴わなければ、謝る気持ちそのものは直接的に表現されていない、謝罪側にとっては謝った“ふり”ができる、とても使いやすい言葉だ。「お詫び申し上げます」は、謝罪の直接的表現ではない!ということ | 玄冬シニアの心象日記

 

 不始末の張本人とその監督責任者ががん首揃えて、相手に「すみません」、「ごめんなさい」と謝罪の言葉を述べるのが、誠意ある日本的な謝罪の仕方だろう。

 

 なんだったら時事通信社は、いつもと反対の立場で謝罪の記者会見を開いて、他社から取材を受ければいいんじゃね?とも思うのだ。文面には、謝る気持ちなどまったくみられない。

 

 それどころか、 社長室長と文書ファイルの作成者は同一人ではないのか?つまり、文面は「社長室長の話」として三人称で書かれているが、書いたのも社長室長自身ということで、自作自演で謝罪コメントを作り形式的に掲載しただけ、という疑念を持ってしまう。

   

 

  時事通信社の時事ドットコムニュースが 社会部による記事を配信した時刻は、9日午前11時6分。時事通信社が自社のニュースサイトにアップした「本社カメラマンを厳重注意」文書は、ファイル作成時刻が午前10時52分だから、さすが通信社は仕事が早い。

 

 ただ、そのためだけに、社長室長がパッパと片付けたのではないか?取締役編集局長が男性カメラマンを厳重注意したとは書いているが、本当なのか?今回のことは厳重注意したことにして収めるから今後気をつけろよ、くらいで終わらせてるんじゃねぇの?とか、疑念はいくらでもわいてくる。

 

 日ごろは居丈高な記事をたくさん流していながら、自社の問題では、謝罪文とも経過報告ともつかない稚拙な文書を掲載して、問題をやり過ごそうとする。そこで中立性とか公正性を口にするとは、ちゃんちゃらおかしいがのう‥。