日本体操協会が五輪女子選手の飲酒喫煙問題で、第三者委員会が聞き取り調査した結果を公表したというニュースが12/7にあった。道新紙面にも12/8に小さく載ったが、内容としては、これだけ?というカンジ‥小せぇよ。

 

 

 デジタル記事には、紙面の記事に続けて次のようにあったから、スペースの関係で紙面のほうでは省かれたんだろうか?共同通信の配信を半分だけ載せたふうで、どうでもいいやという扱いだったかもしれない。

 法令や倫理規定、日本代表選手・役員の行動規範に抵触したものの、藤田直志会長は「社会的制裁を受けている。結論として選手本人に(再起の)機会を与え、今後新たな気持ちで目標に向かって進んでいく姿勢が再発防止にもつながると考えた」とオンライン会見で説明。違反行為と罰則の明確化、コンプライアンス教育の改善など対策を講じる方針も示した。

 協会によると、日本代表主将に選ばれていた宮田選手はモナコでの合宿中に内部通報で喫煙の疑義が生じ、五輪開幕前の7月中旬に緊急帰国。聞き取り調査に飲酒と喫煙を1度行ったと認めた。

 9月には国民スポーツ大会(佐賀)で実戦復帰し「深く反省している。(過ちに)真摯に向き合い、競技生活を全うしたい」と話した。

道新デジタル 2024年12月7日 18:15(12月7日 19:50更新)

 

 ただ、報告書の内容と体操協会の対応があまりにも稚拙な感じだから、これでお終い?と思っていたら、スポーツ庁が具体的な再発防止策など追加の報告を求めたというので、ほほう!ずいぶんと真っ当な感覚ではないか、あるいは体操協会組織が抱える問題を認識しているのか、などと思わせる、しごくまともなダメ出しであった。

 

 

 スポーツ庁長官の指摘は正面から真っすぐで、「よりよい協会になるために、きちんと取り組んでほしい」、「選手に責任を取らせた印象だ」と言っている。そのとおりである。

 

 日本体操協会は、問題発覚時の今夏、初動を間違ったんだろう。というか動けなかった、組織として機能しなかったのではないかと思う。規程に従って懲戒委員会を招集し対応していれば、その時点で“厳重注意”となった可能性が高い。体操協会の第三者機関は、五輪“辞退”の経緯までちゃんと聞き取るか | 玄冬シニアの心象日記

 

 報告書の公表は遅いし、第三者委員会のまとめた内容はそもそも理事会で検討したのか?報告書を鵜呑みのまま「オリンピック出場を辞退して大きな代償を払い、十分反省している」から規定に基づいた処分は行わない、としたなら、日本体操協会とはなんとお粗末な組織だろうか。

 

 スポーツ庁が求めた追加の報告には、俄然、関心が高まってしまう。ぜひとも詳しく報道してもらいたいものだ。