子どもの頃よくやった、水面に石を投げて遊ぶ“水切り”。道北の中川町では天塩川を会場にそのはねた回数を競う大会があって、観光協会が紹介していた。地味なわりに賞金額が立派なので、ついアレコレ見てしまった。

 

 

 中川町といえば毎年、賞金10万円で解氷日時を予想するクイズを実施していたが、今年は2月中旬の季節外れの暖気で解氷が進んだため、中止になってしまった。

 

 すると町観光協会は、町内外からの約千人の応募者全員に特産品を送って、来年以降のクイズ参加を呼びかけていた。単純に計算しても、賞金額を大幅に上回る出費だったのではと思うから、今回の水切り大会の賞金はずいぶんと大盤振る舞いに思えた。

 

 募集案内には「10周年を迎え、記念大会限定の優勝賞金増額や第十回記念特別賞など特別企画がたくさん」と、例年より“増額”されてるらしい。参加しないテはないと申し込んだ人はどれくらいいるだろうか。

 

 どうしん動画ニュースで去年の様子をみると、道内外の選手86人が熱戦を繰り広げたとあった。結構な数だが、記念大会の今年はそれを上回れるのか‥どうだろう。

 

 前回大会では20回以上跳ねさせた選手もいるらしいが、どうやってカウントするのかと思ったら、跳ねた回数を計測する審判2人の合計点で競うとのことで、ザックリとしたアナログだった。そのうち“動画判定”が導入されるかもしれない。

 

 中川町の7/7の天気はいまのところ、曇り一時雨の予報。降水確率が70%とあまりよくない。せっかくの10周年記念大会だから、天気がなんとか保って皆盛り上がれるといいんだが、はたしてどうなるか‥道新名寄支局の配信を待とうかのう。