トマト農家をしている友人が、捕獲したアライグマの写真を送ってくれた。ハウス内のハチ箱が荒らされたので、近隣の農家さんと一斉に罠を仕掛けたら一匹掛かったとのこと。
これが、いわゆる“箱ワナ”ってやつだろう。アライグマは気性が荒く、ペットとして飼育できない動物と聞いているから、そう思って中のヤツを見ると、すぐにでも飛びかかってきそうな眼をしている。
アライグマなんてむかしは聞いたことがなかったのに、いつからか野生化して問題になった。道庁HP「アライグマ対策」によれば、北海道内での野生化は昭和54年以降というから、恵庭で逃がしてしまったのは罪ぶかいことだった。
北海道におけるアライグマの最初の野生化は、1979年(昭和54年)に恵庭市内において飼育されていた10頭程度のアライグマが逃亡し、酪農地帯に定着したのが始まりと言われています。
現状どうかとみると、もはや未確認市町村は北海道内の一部。40年ちょっとで、ほぼ全道域に生息してしまっている。1992年度(平成4年度)の生息確認は13市町村だったというから、増える一方だし、直近10年間の増え方なんかはハンパない。

アライグマ対策 - 環境生活部自然環境局 (hokkaido.lg.jp)
これを、農業等被害の当事者が個々に防除していくのは、ますますタイヘンになってくる気がする。捕獲後の処理の手間と費用もかかるだろう。防除ビジネスとしては成り立たないんだろうか?
人身被害でヒグマ対策が注視されているが、アライグマ対策も効果を高めていかないと、繁殖力には到底追いつかないのではないか。

