ネットショップでポチポチやっていたら、送料無料まであと少し!の表示が、年金暮らしのココロに揺さぶりをかけてきた。

 

 しかしなぁ、要らんものを買っても‥と思いつつ、表示された“ついで買い商品”の案内をみると、食品、日用品、ドリンクその他が価格帯ごとに表示されて、種類も豊富にある。

 

 北海道への送料は高いからなぁ、もう1品でショップの売り上げが増えれば、互いにウィンウィンなのかのう、と思いながらポチッと一品追加した。

 

 さて、それら荷物の配送はというと、1日ズレて別々に届いた‥おろろ⁉ 納品書記載のオーダー番号は連番だし、ショップ住所は同じなのに、なぜ1個にまとまって届かない?

 

 おりしも、トラック運転手の残業規制で物流が滞る「2024年問題」とか言われて、北海道ではイオンが道央圏から釧路への一部商品の輸送を、トラックから船舶に切り替える実証実験を行ったというニュースがあったばかり。令和の北前船か⁉

 

 

 そんなこともあって、今回の別配送が気になってルートを追跡してみると、同じショップにもかかわらず、荷物の集荷場所が板橋区とつくば市というふうに全く違っていた。なるほど、倉庫は1か所ではないといわれれば、そりゃそうか。

 

 ただ、「2024年問題」がいわれているときに、関東から北海道まで、同じショップからの小荷物が別々に配送されるというのは、なんだか申し訳ない気もしないではない。佐川急便さん、許してくだされ。

 

 結局、“送料無料まであと少し”はネットショップ側の販売促進、であって、小市民がそれにまんまと釣られたというだけのオチなんだが、環境問題まで考えると、今回のような同一ショップ・同時注文は一つにまとめられないものだろうかとは思ってしまう。納品書にはこんな1行も書いてあった。

 

 

 そうは思いながらも、“送料無料まであと少し!”とまた揺さぶられたら、販促が反則!などと思いながら、またポチってしまうんだろうな、この小市民はw