にわかに、道選挙区選出の自民党長谷川岳参院議員の航空機内でのふるまいがネット上で取り沙汰され、道新デジタルでもそれを取材し取り上げた。「あわせて読みたい」のリンクは問題発言として叩かれ続ける自民党の女性衆院議員の記事で、ちょいと見、自民党ネガキャンのようでもある。

 

 吉幾三センセイの動画もCAの手書きの告発文というのも、始めはなんだか演出じみて見えたが、航空機内での態度の指摘について、長谷川参院議員がブログで、反論にもならない的はずれな長文を掲載したことで、逆に真実味が増したから笑える。客室で乗務員とやり取りする必然性がない内容のものだ。

 

 

 「メッキが剥げる」とはまさにこういうことだろうか。これはもう、嘲笑の域を目指しているに違いないw あるいは、“ナッツリターン”がしたかった⁉4年半前にも、旭川空港ビルとトラブルになっているということが週刊文春に書かれていた。

 

 この議員、YOSAKOIソーラン祭りの創始者として知られるが、政治家志向だったのか、被選挙権を得た年の衆議院議員選挙に北海道1区(札幌市中央区等)から無所属で立候補し、得票率14.32%でドベ(愛知方面でビリの意)だった。十数年後の衆議院議員選挙に、こんどは自民党候補として同じく北海道1区に立候補し36.85%の得票があったが、やはり落選していた。翌年の参議院議員通常選挙に北海道選挙区から立候補し当選し、いまにいたっている。

 

 これまでのところ、議員になってからの実績・業績というものはみられない。要するに、学生時代に始めた祭りが飯のタネになって、それで食いつないでこられたが、やはり経年でメッキが剥げかかってきたという感じがする。業績はないけど、不行跡(ふぎょうせき‥品行が悪く、品性もない者)はあるよー、ということだ。

 

 個人的にはYOSAKOIソーラン祭りも、有料の桟敷席を設けるようになったあたりから、あまりいい印象がない。それに、あちこちの会場付近の交通規制も迷惑だし、参加者が地下鉄等を利用して集団で移動する際の騒がしさや通行の妨げが不快だったりで、決していいことがない。

 

 それにしても、北海道の議員が「困ったちゃん」ばかりだとは思われたくない。そもそも今回問題になっている議員は、19歳まで愛知県民で、北海道への移民だから、そこんトコロ、特にネット民はには誤解のないようお願いしたいもんじゃw

 

 しっかし、議員ブログのあの的はずれな長文、墓穴を掘ったのうw  書いた本人、自覚がないんじゃろうかのう‥。不業績な人物の不行跡というオチ。