「ビッグコミック」(小学館)に「うっちゃれ五所瓦 粘り腰編」という相撲漫画がある。うっちゃれ五所瓦 粘り腰編 1 | なかいま 強 | 【試し読みあり】 – 小学館コミック (shogakukan-comic.jp)

 

               

 

 「かつて高校相撲の団体戦で個性豊かなメンバーを集めて頂点を目指した五所瓦が、今度は大相撲を舞台に大活躍!! 新たな家族もでき、仲間たちも見守る中、変わらぬ相撲への情熱で、最強の力士を目指す!」というハナシで、沖縄出身の漫画家、なかいま強氏が、去年から同紙に連載している。

 

 ことしのその第6号(3/8発売)には、対戦相手の力士の稽古場で部屋の親方が着ているトレーナー?に、女子カーリングチーム「ロコ・ソラーレ」のロゴが描かれたコマが出てくる‥ロコのロゴw

 

 

 北見市常呂町の人は、すぐにピンとくるに違いない。去年の4月ころ、長らく地元で愛用された競技用のストーンが、沖縄の南風原(はえばる)町にあるスケート施設に無償貸与されるというニュースがあった。そしてその施設というのが、2020年から2022年まで「ビッグコミック」に連載された漫画「南風原カーリングストーンズ」の舞台として描かれた施設だった。

 

 「南風原カーリングストーンズ」は、沖縄の若者たちがカーリングに出会い、夢をつかみ、成長するというハナシで、ワケあって北海道から沖縄に流れてきた二風谷直歩(にぶたになほ)という女子カーリング選手が那覇空港に到着したところから始まる。その漫画の作者も、「うっちゃれ五所瓦」のなかいま強氏だった。『南風原カーリングストーンズ』 なかいま強 | ビッグコミックBROS.NET(ビッグコミックブロス)|小学館 (bigcomicbros.net)

 

 競技用ストーンが貸与された沖縄の南風原町では、さっそく5月に、初めての競技体験会が行われ、6月には「ロコ・ソラーレ」による体験会も開催されて、いずれの様子も道新に掲載されていた。北と南のカーリングによる交流は、沖縄出身の北見市地域おこし協力隊員が橋渡しをしていた。

 

 なかいま氏とカーリングの関係についてはよくわからないが、相撲部屋の親方の着衣にさりげなくロコのロゴを書き込んだなかいま氏の演出については、地元民には、どことなく気がきいたうれしいものに映っただろう。

 

 

 そのうち、沖縄県カーリング協会所属のチームがオリンピックに出て、映画「クールランニング」のようなスポーツ・コメディ映画ができたらオモシロい、とロコのロゴをみながら思った。が、みられるのか?と問われれば、さきにこっちの寿命が尽きるかのう‥w