札幌市は1日の市議会予算特別委員会で、老朽化が進む歩道橋の修繕費用の一部をまかなうため、歩道橋のネーミングライツ(施設命名権)売却について検討を始めると明らかにした。

道新デジタル 2024年3月1日 23:21(3月1日 23:46更新)

 

 札幌ドームに続いて、こんどは歩道橋のネーミングライツ売却の検討とは、今どきの流行りだろうか。政令指定都市20市のうち、大阪市や名古屋市など12市が歩道橋の命名権を売却しているそうだ。

 

 そういえば、ちょうど1年前には、北広島ボールパーク運営会社がFビレッジ近くの歩道橋の命名権を取得して、「BIGBOSS Bridge」(ビッグボスブリッジ)として開通式をしていたなぁ。料金は5か所分?で年額4,200万円の5年間だから、総額2億1千万円と消費税がかかる。

 


 

 ところで、札幌市のこの歩道橋命名権売却検討の件、市議会の予算特別委員会で明かにしたとの報道だが、さきの札幌ドームの命名権購入募集の際は、そんな手順だったかな?

 

 もし「公共施設、構造物が住民市民の税金でほぼ賄われているから、愛称を付けるといっても一部私権を認めるには、ちゃんと市議会の承認を経る」という考え方で今回札幌市議会に報告されたんだとしたら、札幌ドームについてはどうだろうか?

 

 札幌ドームを保有しているのは札幌市で、減価償却費、保全事業費、市債の支払利息の、年間合計約15億円の費用が発生していることからすれば、たとえ、株式会社札幌ドームが別法人だとしても、歩道橋の手順同様、募集前に保有者の市がちゃんと市議会の承認を経るべきではないのか?そうでないと一貫性が‥などと思うが、どうなんだろうか。

 

 それはそうとして、歩道橋といえば、昨シーズンBIGBOSSは「優勝しか目指さない」と言いながら、結果はダントツの最下位だった。今年はややトーンを下げて「最悪でもAクラス」としているようだが、もし下位に沈んだら、歩道橋は「ビッグマウスブリッジ」に変更してはどうだろうか?‥おっと失礼、ほんの冗談でござるw