「世論調査機関の中央調査社は22日、スポーツに関する全国調査の結果を発表し、札幌市が目指す2030年冬季五輪招致は「賛成」が29.9%、「どちらかといえば賛成」は30.3%で、合わせて60.2%だった。北海道では計50%にとどまり地域別で最も低かった。」とは、木曜日、時事通信の配信記事。

 

 公表された「調査結果の概要」sports23.pdfをみると、無作為に選んだ全国の20歳以上の男女個人を対象に個別面接聴取法で行ったこと、1993年以来毎年同様の調査を行っていることが書かれている。個別面接聴取とはまた‥手間のかかる手法でござること。

 

 賛否について、地域別では北海道が最も低いが、同じく冬季五輪を開催した実績のある甲信越地域が50.9%と北海道の次に低いことや、夏季五輪を開催したばかりの京浜地域が58.8%とさほど高くないのは、なにやら興味深い。逆に、四国が78.8%と8割に近く地域別では最も高い。なぜだろう?四国地域の人々はイベント好き?w ウェルカム精神にあふれている、という感じだろうか。

 


 冬季五輪招致に関しては、海外のライバル都市が着々と活動を本格化させている様子だし、あらたに、パリ五輪組織委不正疑惑なんてニュースがよりイメージを悪くしてくれるから、招致のハードルはどんどん上がるw 賛否のアンケートに「賛成」とか「わからない」と答えた道民は、今後ぜひ「反対」と答えてほしいw‥ぜひお願いします。


 ところで、同じく調査概要にあった「4.一番好きなプロ野球チーム」では、北海道、東海、近畿・阪神、中国、九州とも地元球団が1位のところ、東北だけは巨人と楽天が同率1位で、前年も巨人が1位になっている。10年前、マー君と日本シリーズ制覇で盛り上がった球団が、今やわずか18%の支持とは、いったいなぜだろう?こっちのほうも、どういう理由か気になってしまう‥。