世界規模で運用し続けているSNS、Twitter。
最近気になるツイートを見かけました。
Twitterがアパートである、という旨のツイートでした。
趣味の合う人たちが、一つの部屋に集まり、語らう。「おはよう」や「おやすみ」の挨拶をしてくれる。
言葉を見れば、理想的な空間です。
実際、現実世界で趣味の合う人々と会うのは、簡単なことでは無いと思います。そうそう見つかりませんし、表立って趣味を晒すのが嫌だという人もいるでしょう。
そういう点では、顔を晒さず、匿名で付き合えるネットという環境は、かなり心地よいものでしょう。(実際私もそうですし)
さて、趣味が合う人の話をしましたが、挨拶に関して……。
何故挨拶まで、ネットの中に依存してしまうのか。
(あくまで私個人の考えですが)現実で逃げたくなることがあるのではないでしょうか。
口煩い親。自分を弄る現実世界での知り合い。その人たちに関わりたくなくて、Twitterに逃げ込んでいるとしたら。
逃げたくなるような精神状態にいる人に、苛烈に言葉をぶつけるのは、どうでしょうか。
余計に逃げ込む口実を与えるだけです。
では、どうすればいいのか。
教科書のような考えですが、その人の痛みを取り除く努力をするしかないのではないか、と思います。
そして、逃げたくなる人も、現実と向き合う覚悟を持つべきだと思います。
逃げたところで、それは課題を先延ばしにするだけですから。
私個人も、逃げたくなることがありました。しかし、その当時はSNSが今ほど普及していなかったため、逃げ込む場所なんてありませんでした。
今は、愚痴を言うところがあります。幸せなことだと思います。
辛い時には、心の鬱憤を吐き出して、気を楽にして、問題と向き合うことが大切です。
余りにアパートに依存しすぎると、本当に立ち上がる術を失ってしまいます……。