あり得る! | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 

ロシアとウクライナの戦争は、二年を超え、

来年の令和六年二月以降も続く見通しである。

その要因は、

アメリカを中心とする西側各国のウクライナへの軍事援助だ。

令和四年二月に

ロシア軍がウクライナの北と東と南からウクライナ領内に侵攻を開始した時、

ウクライナのベレンスキー大統領は、直ちに、世界に向かって、

「さあ、世界はウクライナに軍事支援をしなければならない」と、公然とまた当然のように言い放った。


その時、私は、このベレンスキー大統領の表情を見ていて、

誰を連想したのかを言っておこう。

私は、日華事変から日本軍との戦闘状態に入った

中国の蒋介石を思い出した。

蒋介石は、日本軍との正規軍同士の会戦は回避し、

自分は重慶に逃げ込んで、

住民を巻き込むゲリラ戦や

日本軍駐留地域の黄河の堤防を決壊させて

多数の中国人同胞の命を奪いながら、

「援蒋ルート」から届くアメリカやイギリスの支援物資を得て、

浙江財閥の娘である妻を喜ばせていた。

つまり、蒋介石は、

「援蒋ルート」からの援助物資を受け取るために

日本と戦争をしていたのだ。

そして我が国は、ここから足を抜くことができなくなり、

この泥沼から

大東亜戦争・第二次世界大戦への道が舗装されていった。


そこで、現在のユーラシアの西のロシア・ウクライナ戦争が、

ユーラシアの東の我が国周辺の極東に点火して、

第三次世界大戦への道がつけられることが、

「あり得る!」と認識すべきである。

現に,北朝鮮は、

ユーラシアの西の情勢に連動するかの如く、

盛んに弾道ミサイルを打ち上げ、

ロシアと中共は、この北朝鮮支援を鮮明にしているではないか。

特に、東アジア動乱の発火点は、

我が国周辺であることを我ら日本人は認識しなければならない。

中共の台湾侵攻はもちろんであるが、

さらに、

中露の海軍は我が国周辺の海域で

毎年合同軍事演習をしているではないか。

中露が、対日連携をして,我が国の南北で同時に、

軍隊を、南西の尖閣諸島と北東の知床半島と釧路に上陸させて

領有を宣言することはありうる。

そして、この事態を呼び込むのは、

我が国の「日本国憲法」であると、我らは認識すべきだ。

こういう中露そして北朝鮮に隣接しながら、

「日本国民は・・・

平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、

わららの安全と生存を保持しようと決意した」(日本国憲法前文)とは何事ぞ!

そして

「・・・陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。

国の交戦権は、これを認めない。」(同九条二項)とは重度の痴呆か!


ここで、世界各国は自衛権というものを如何に行使してきたのか、これを見るべきだ。

次のケースは、世界各国の大学の国際法の授業において

自衛権のリーディングケースとして、まず教えられる。

従って,知らないのは日本政府だけだ。

次にそのケースを記す。


○デンマーク艦隊引渡請求事件 紛争当事国 英国、デンマーク 一八〇七年

ナポレオンは欧州における覇権を確立する為には英国を征服する必要があると考え、

まず英国の強大な海軍力を撃滅することを策した。

しかし、一八〇五年十一月のトラファルガー海戦においてフランス・スペインの連合艦隊は英国海軍に大敗した。

その結果、中立政策をとっていたデンマークの海軍力が英国に次いで世界第二位となった。

英国は、デンマークがナポレオンの圧力に屈して、その陣営に加われば、デンマークの艦隊がナポレオンの英国侵略に用いられることを憂慮した。

よって、英国は一八〇六年デンマークに対して英国との同盟関係に入るように提案した。

しかし、デンマークはそれを拒否した。

そこで英国は、一八〇七年七月に英国艦隊をコペンハーゲン沖に集結し、

英国との同盟を結ぶか、艦隊を英国に引き渡すかをデンマークに迫った。

これに対してデンマークが態度を明らかにしなかったため、

英国はナポレオンが行動を起こす前にデンマークの艦隊を接収することを決意し、

八月十六日、コペンハーゲン市内への砲撃を開始し、

九月七日、デンマークを降伏させ、

直ちにデンマーク艦隊の接収を開始し、十月二十一日、

七十六隻のデンマーク艦隊を率いてコペンハーゲン沖から退去した。


○カロライン号事件 紛争当事国 英国、米国 一八三七年

一八三七年、英国の植民地であったカナダで、

本国からの独立を企てる反乱が起こった。

米國の北部各州からきた約一千名は、

その反乱を支援するためにナイアガラ川のなかにあるネブィ島(英国領)に立て籠もった。米国船カロライン号は、これら叛徒がネブィ島と米国領内とを連絡する為に使用していた汽船で、増援者や物資を積み込んで同島に輸送していた。

十二月二十九日、英国兵は停泊中のカロライン号を急襲し、

乗員十数名を殺害し同船に火をつけてナイアガラ瀑布に落下させた。

米国政府の抗議に対し英国は、

カロライン号の破壊は自衛(self-defense)および

自己保存(self-preservation)の必要に基づく行為であると抗弁した。


世界における現実的な自衛権行使の態様とは以上の通りだ。

そして、我が国も、国家である以上、

自衛権を保有し、これを行使できると口だけで言う。

だが、我が国は、

「デンマーク艦隊引渡請求事件」や

「カロライン号事件」におけると同様の自衛権の行使、

つまり断固たる戦闘は検討していない。

例えば、台湾にある第四世代の戦闘機を、

中共が台湾を飲み込む前に我が国が自衛権に基づいて接収することを検討しているのか。

北朝鮮が弾道ミサイルを造るために

必要な物資を搭載して日本海を航行する船を

我が国は自衛権に基づいて

接収もしくは撃沈することを検討しているのか。


昭和二十二年五月三日に施行された「日本国憲法」は

我が国の思考経路を麻痺させている。

従って、現在の「日本」には、

二つの「日本」がある。

その一つは、

日本国政府が「日本の憲法」と思い込んでる

「日本国憲法に基づく日本」である。

そして、もう一つの日本とは、

「日本の歴史と伝統という不文の憲法に基づく日本」である。


そこで、この二つの日本を形作る

「日本国憲法」と「日本の歴史と伝統」の

どちらが「眞の日本」なのか。

それは明らかであろう。

「日本国憲法」は

日本が占領下におかれて主権が剥奪されている時に、

占領軍が書いたので無効であり、

「日本の歴史と伝統(邦家萬古の伝統)」が

「眞の日本の憲法」なのだ。


このこと、日本人は既に実証済みだ。

東日本大震災の時、

福島第一原発から放出される放射能を止めなければ、

日本は北と南の「人の住める日本」と

真ん中の「人の住めない日本」に

三分割される危機に陥っていた。

その時、自衛隊の中央即応軍司令官は

第一ヘリコプター団長の金丸章彦に

「原子炉の上から水を落とせ」と命令した。

翌早朝、金丸団長は二機の巨大ヘリCH47(チヌーク)を

原子炉に向けて飛び立たせ、

原子炉に約三十トンの水を落とした。


この作戦を察知して、

アメリカ軍将官が金丸団長に言った。

「人の命を何とも思わないような作戦はするな」と。

また、中共軍の将官が言った。

「日本人は、戦前と戦後、全く変わってない。

簡単に命を懸けてくる。

もし、日本に向けて核弾頭ミサイルの照準をあて、

発射準備をすれば、

日本人は、確実に飛行機に爆弾を満載して

ミサイルに突っ込んでくるだろう。」


これからの日本を背負い、

危機を克服するのは、

「戦前と戦後変わらない日本人」だ。


西村眞悟FBより

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