本日(令和四年七月八日)十一時半、
安倍晋三元総理が奈良の街頭で撃たれ、
本日十七時三分、
搬送先の奈良県立医大付属病院において亡くなられた。
謹んで、貴兄の突然の帰天を惜しみ、
ご冥福を、切に祈り申し上げます。
貴兄は、
戦後体制からの脱却、
日本を取り戻す、
との公約を掲げて
政権復帰を果たし、
我が国の歴代最長の内閣総理大臣となった。
私は、日本を取り戻すとは、
具体的には何だ?
「日本国憲法」の廃棄ではないか、
と貴兄を論難したことがあった。
貴兄は、この私の話を、
憲政記念館の待合室で、
「西村節が出た」と言ったことがあったね。
私は、
本日、十一時半から、
貴兄のことを思い、貴兄の回復を念じ続けた。
そこで午後六時、
十七時三分死亡の報に接し、
認識を新たにした。
貴兄は、戦場における兵士のように死んだのだ。
靖國神社の英霊が
貴兄を仲間として迎えるだろう。
J・F・ケネディが亡くなったとき、
彼の戦友は、彼のことを
「兵士のように死んだ」と讃えた。
貴兄の同郷の先輩の伊藤博文がハルビンで射殺されたとき、
伊藤の盟友の井上馨が、
「伊藤は維新の志士にように死んだ」と彼をうらやんだ。
そこで、私は言う。
安倍晋三君、
貴兄は戦場の兵士のように死んだ。
だから、貴兄は、
自らの
「戦後体制からの脱却」と「日本を取り戻す」
という公約を、
これから実現するのだ。
共に、お国の為に、頑張り抜こう!
明治天皇御製
しきしまの
やまとこころの
おおしさは
ことあるごとに
あらわれにける
皇国ノ興廃
此ノ一戦ニ有リ
各員一層奮励努力セヨ