「動物生態学的習性」 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 

これがロシアの

「動物生態学的習性」だ


昭和四十八年(一九七三年)十月、

モスクワにおいて田中総理が、

ソ連のブレジネフ書記長に対して、

我が国の北方領土が

日ソ間の平和条約締結の為の

「未解決の問題に含まれるのだな」と念を押したとき、

ブレジネフは「ダー(そうだ)」と言った。


外務省東欧第一課長として、

この田中・ブレジネフ会談を演出し

ブレジネフの歴史的答弁を引き出した新井弘一氏は、

ロシア専門家として次のように書かれている。


ウラルの西には四六〇メートル以上の山はなく、

ほとんどが限りない平原と森林である。

平原国家の特徴は、国境が常に不安定で、

中央政府の強弱によって国境線が外に伸びたり内に引き込んだりするので

安全保障の為にも軍事力を具備した強力な政府が求められる。

また、

十三世紀から十五世紀にかけての

二百年に及ぶタタール・モンゴルの支配は

ロシアに抜きがたい禍根を残し、

ロシア自身が

タタール・モンゴルと同様の専制的軍事国家となった。

これが、

「独裁者なきロシアなど、あろうか」

と言われる所以である。

そして、

「ロシアでは、安全保障上の不安感と

強力な中央集権的国家の要請という

二つの心理的状況が生まれ、

これらが綾をなして独特の安全保障観が形成された。

すなわち、百パーセントの安全では満足できず、

それ以上の安全を求めて空間を拡大するという発想である。

これが「守るために攻める」という

独特の行動パターンをつくり上げた。」

「このロシアの伝統的な膨張主義は、

外からの強力な抵抗

もしくは

自滅によってのみ、

克服できる性格のものだ。」

以上、同氏著「モスクワ・ベルリン・東京」(時事通信社)


この度、ロシア大統領プーチンは、

新井氏が指摘したロシアがもつ

「動物生態学的習性」によって

ウクライナ東部に侵攻した。

このプーチンの侵略は、

ロシアの地政学的条件と歴史体験の所産だ。

このロシアを止めるのは

「外部からの強力な抵抗」か「内部の自滅」しかないのだが、

この度、両方とも無かった。

外部の「NATOとUSの力」はなく、

内部の「プーチンの自滅」も無かった。

いや、

更に指摘しておかねばならない。

この度、

プーチンにウクライナ侵攻のスイッチを押させた要因は、

一昨日、指摘したとおり、

アメリカ大統領バイデンであった、と強調しておきたい。

二月十一日に、

アメリカ大統領の安全保障担当補佐官が言った

「退避できるのに退避せずにいるアメリカ人を救うために、

アメリカ軍兵士を戦争地域におくるようなことを大統領はしない」

これが、プーチンに

オリンピックが終わるのを待って

ウクライナ東部に軍を進めさせたのだ。


そこで、岸田総理に再度申しておきたい。

ユーラシアの西で起こっていることは

必ず東でも起こる。

いつも通りの

「日米安全保障条約で日本は守られている」

という答弁は、

既に過去のもので通用しないのだ!

よって、再度、念を押す。

次の警句を実践せよ。

「平和を望むならば、戦いに備えよ!」


西村眞悟FBより

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