「舞姫会」が巫女舞を奉納 青森・廣田神社で新嘗祭
青森市の廣田神社で23日、関係者約30人が出席して新嘗祭が開かれた。同市内の子供たちが優美な巫女(みこ)舞を奉納し、今年、収穫された農作物の恵みに感謝の気持ちをささげた。
同神社は同市内で唯一、巫女舞を指導しており、平成27年に「舞姫会」を結成。毎週金曜日に稽古を重ね、祭典やイベントなどで舞を披露している。この日は神事の後、5人の舞姫が太陽の恵みや自然への感謝の意味が込められた「豊栄(とよさか)の舞」を神前に奉納した。今年、入会した同市立筒井南小4年の奥山柚咲(ゆずき)さん(10)は「緊張したけど、神様に無礼がないように、感謝の気持ちを込めて舞いました」と話した。
五穀豊穣に感謝 宮崎神宮で新嘗祭
宮崎市の宮崎神宮では今年の農作物の収穫に感謝する新嘗祭が行われました。 宮崎神宮で行われた新嘗祭には、JAの関係者など約60人が参列。神前に今年収穫された米や野菜などが供えられ、巫女による舞が奉納されました。このあと、参列者たちが玉串を捧げて今年の収穫に感謝するとともに、来年の五穀豊穣を祈願しました。新嘗祭で供えられた米や野菜の一部は、宮崎市内の高齢者施設などに寄付されることになっています。
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8年前に復活 静岡・三嶋大社「新嘗祭」のみそぎ 宝船は土石流の熱海市に
秋の実りに感謝する新嘗祭を前に、みそぎを行いました。
このみそぎは静岡県三島市の三嶋大社の神事で、一時は途絶えていましたが、地元の若者たちが8年前に復活させました。22日、神職のほか地元の農家や若手経営者など25人が滝川神社で神事に臨み、滝に打たれて身を清めました。野菜は宝船に仕立てて奉納され、新嘗祭の後、土石流災害が発生した熱海市の住民に届けられます。
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黄金に輝く神酒のタチバナ 石清水八幡宮
石清水八幡宮(京都府八幡市)で22日、爽やかな甘みが特徴の神酒「橘酒」に使われるタチバナの実の収穫が行われ、巫女(みこ)が雨にぬれた黄金の実を丁寧にもぎ取った。23日に営まれる新嘗祭に奉納後、城陽酒造(城陽市)で約3年かけて熟成させて参拝者に授与される。本殿の庭の東西に植えられた2本の木から直径3~4センチの実を収穫。今年は実が少なく、収穫量は例年の5分の1の約2キロにとどまる見通しだ。石清水八幡宮とタチバナの歴史は深く、貞観2(860)年の創建当時から植えられ、社紋にもなっている。タチバナの実は不老長寿の霊薬とされ、宮中や将軍に献上した記録も残っているという。収穫した巫女の中村文音(あやね)さん(27)は「十分に育ちきれいに色づいた。健康に過ごせるように皆さまにお届けしたい」と話していた。
新嘗祭を前に新酒を伊勢神宮へ奉納 酒造りの安全祈願
五穀豊穣に感謝する祭事、新嘗祭(にいなめさい)を前に21日、三重県内4つの蔵元で造られた新酒が伊勢神宮に奉納されました。 おかげ横丁が地元の酒店と協力し、初めて行ったものです。 おかげ横丁の関係者と三重の酒を広める活動を行う地元酒店の有志あわせて13人が参列し、酒造りの安全を祈願しました。 参列者らは、4蔵元の9種類の新酒を持って宇治橋を渡り、神楽殿へ奉納していました。 おかげ横丁では23日の新嘗祭当日、奉納した新酒と同じ種類の酒を100人限定で楽しむことができます。
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逗子の小坪漁港から新嘗祭へ「ミル」献上 3年ぶり
小坪漁業協同組合の理事で漁師の篠田夫妻と神奈川県庁職員が11月22日9時50分、皇居で行われる新嘗(にいなめ)祭に献上するため逗子の小坪で採取された海藻「ミル」を県公用車に積んで、賢所に向け出発した。(逗子葉山経済新聞)【写真】献上する桶に入れた海藻ミル 昨年は新型コロナウイルス感染禍のため、一昨年は前月に上陸した2つの台風の影響で採取できず、3年ぶりの献上となった。 漁師の益子和男さんは「今年は海水温が下がらないせいか、育っていたミルが溶けたようになっている。そのため漁師たちは形の残るミルを見つけては採取して冷凍保存したり、海水を循環させている水槽で養生してきた」と話す。「献上する既定の2キロブラムが準備できて良かった。まつったあと、吸い物にしていると聞く。味があるようなものではないが」と篠田勉さん。 篠田夫妻は昼過ぎに皇居坂下門から入り、賢所に奉納する予定。 相模湾海藻調査会の主宰で約50年間、海藻の研究を続けているという小坪在住の高橋昭善さんは「どうして献上品の中にミルがあるのかなども数年調べている。1942(昭和17)年に宮内庁から神奈川県へ、葉山の漁師から逗子へお役が回ってきたようだ。詳しいことは分からないが、逗子から献上できることは誇らしい。今年は献上できてほっとした」と話す。
赤坂氷川神社が「新嘗祭」の御朱印 巫女が「くちなし」で色染め
赤坂氷川神社(港区赤坂6、TEL 03-3583-1935)が11月23日から、秋にちなんだ季節の御朱印を数量限定で頒布する。(赤坂経済新聞)【写真】同神社巫女が「くちなし」で染めた御朱印 1000年以上もの歴史があるとされている同神社。2018(平成30)年7月から、夜桜、祭り、イチョウなど日本の四季に合わせた御朱印をシリーズ化し、期間限定で頒布してきた。 今回は「新嘗(にいなめ)祭」にちなんだ御朱印を頒布する。同神社境内で収穫したクチナシを使い、巫女(みこ)が一枚ずつ紅みを帯びた濃い黄色である「不言色(いわぬいろ)」に染めた。「不言色」とはくちなし色の別名で、光り輝く秋の実りをイメージしたという。 同神社職員の神屋宗太郎さんは「新嘗祭は、毎年11月23日に宮中(天皇の居所)と全国の神社で行われる新穀(しんこく)感謝の御祭で、宮中では天皇陛下が新穀を神々に供える祭」と説明する。 「11月23日は国民の祝日『勤労感謝の日』でもあり、この祝日名は、命の糧を神様から頂くための勤労を尊び、感謝し合うことに由来しているともいわれている。ぜひ実りの秋の参拝記念にお受けいただけたら」と話す。 頒布時間は9時~。御朱印の初穂料は500円。御朱印の頒布数は300枚。無くなり次第終了。
がんばってる自分へ、今年のご褒美は?
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