八月も、はや中旬に至り、
七十六年前に、
昭和天皇が、
国民に向かって直接、玉音放送によって、
「大東亜戦争終結の詔書」を伝達された八月十五日が近づく。
私西村も、八月十五日は、同志と共に靖國神社に参拝する。
戦没者の慰霊は、国家において大切な普く行われる普遍的な儀式である。
アメリカ合衆国は、
アーリントン国立墓地を設け、
ここを「アメリカの理想と自由」の為に貢献した先人を祀る
「至高の聖地」としている。
特に「無名戦士の墓」は「優れてアメリカを象徴する」と言われる墓で、
伝統あるアメリカ陸軍第三歩兵聯隊から選抜され厳しい訓練を受けた兵士が、
一年三百六十五日、四六時中警護している。
警備兵は、ライフルを右肩に担い、墓碑の前を「二十一歩」歩み、
墓碑の方向へ身体を向けて、「二十一秒」停止し、
再び、元の方向へ「二十一歩」歩き出す。
この警備兵の交替も、ライフルの点検等、厳格な礼式に従って行われる。
これを朝から晩まで、晩から朝まで一年三百六十五日繰り返している。
二十一発の礼砲の発射が、
軍人に与えられる最高の名誉であるが故に、
「無名戦士の墓」の警備兵は、
「二十一歩」の歩みと「二十一秒」の停止を繰り返しているのだ。
そこで、我が国に戻り、
靖國神社のことについて、結論から申しておきたい。
靖國神社は、
(第一)国家が護持しなければならない。
その上で、
(第二)天皇の御親拝を頂く「至高の聖地」である。
以上の、西村の結論に対し、
「日本国憲法」は、第二十条で政教分離を定めているので不可である、
という反論が為されるのは承知している。
そこで承知の上で、言っておく。
「日本国憲法第二十条」は、
我が国の「至高の伝統」を否定できない。
このこと、
平成から令和への御替わりによる
新帝の大嘗祭等の宮中儀式を目の辺りに観た我らには当然のことではないか。
大嘗祭は、まさに神事であったではないか。
即ち、万世一系の天皇を戴く日本は
「祭政一致の国」なのだ。
そして、国家における英霊の慰霊は、
この我が国の祭政一致の領域にある大切な国家行事である。
以上は、少々、相手の立論を受け入れての結論であるが、
次に、不肖西村らしく、ズバリと言っておく。
「日本国憲法」は無効ではないか。
無効なものに縛られて不当なことを言うな。
日本の真の憲法は、
我が国の歴史と伝統の中にあるのだ。
これこそ、目の辺りに観た、大嘗祭が、
我らに示してくれたではないか。
夏だからではなく、常日頃感謝の気持ちを持ちたい。
世界の女性兵士👩🏼🏭👩🏼🏭👩🏼🏭