安倍内閣の起点…悪夢の民主党政権。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 
安倍内閣の起点・・・悪夢の民主党政権

九月七日が、尖閣諸島の領海内で、
我が巡視船に中国漁船が体当たりを繰り返してから十年を経た日だった。
海上保安庁は、
体当たりを繰り返した中国漁船の船長を逮捕したが、
九月二十四日、
那覇地検は緊急記者会見でその船長を釈放したと発表した。
そして、翌二十五日未明、
釈放された船長はチャーター便で石垣島から帰国し、
両手でVサインをしながら、チャーター便のタラップを降りた。

産経新聞の阿比留瑠比論説委員は、本日(九月十日)、
「あのときの目がくらむような怒りと失望は、今もはっきりと覚えている。」
と朝刊に書いている。
私も阿比留氏と同じである。
はっきりと覚えている。
私は、石垣島に帰投して岸壁に係留されている
追突された巡視船を見に行った。
その巡視船の右舷前方部分に中国漁船に追突されて凹んだ傷跡が残っていた。
その衝突痕を見て、
何故、漁船を銃撃しなかったのか、
何故、逮捕者は船長だけなのか、
と思った。

そこで、だ。
あれから十年が経った九月八日の産経新聞は、
漁船の船長釈放は、菅直人首相が、
かなり強い口調で「釈放しろ」と言ったからだと報道した。
つまり、今まで、
釈放は「検察当局が粛々と判断した結果だ」と
菅首相も官房長官も言っていたが、それはウソだったのだ。
では、何故、菅直人は、
かなり強い口調で「釈放しろ」と言った、
つまり、「釈放しろと怒鳴った」のか。
それは、「オレが議長」の横浜で開催される
APECに、「中共の胡錦濤が来なくなる」からだ。

それまで中共は、国際社会に
中国の領海で静かに漁をしていた善良なる中国漁船船長を
日本官憲が暴力を振るって逮捕したと非難し、
中国内に滞在していた四人の建設会社所属の日本人を理由もなく拘束して日本政府に漁船の船長の釈放を要求していた。
菅直人は、
APECの議長という虚栄を守るために、
日本の国益を無視して中共に屈服したのだ。

しかし、海上保安庁職員の一色正春が、
漁船が一方的に日本の巡視船に体当たりする映像を
動画投稿サイト「ユーチューブ」で流したので
逮捕された中国漁船船長が加害者であり
日本の同船長逮捕は正当であることを世界が知り、
さすがの中共も対日非難を続けられなくなった。
しかし、こともあろうに、
日本政府と捜査機関は、
一色正春を機密漏洩の被疑者として取り調べ、
罪人扱いされた彼は、海保を退職した。
本来なら、菅内閣自身が、
この映像を公表して世界に対し、
中共の対日非難がウソのかたまりであることを証明し
日本の正当性を示さねばならなかったのだ。
しかし、国民にウソをいついて
中国漁船の船長を釈放して無罪放免してしまった菅直人は
それをせず、
今まで、
国会議員の歳費という禄をもらいながら
ウソをつきとおしてきた。
日本を救ったのに
海保を退職して無職になった一色正春には、
この菅直人を、
百発くらいどつきまわす正当性がある。

そこで、先ず第一に、
このような、絵に描いたような卑屈な男が首相であった
悪夢のような民主党亡国政権の継続を阻止して、
「日本を取り戻す」、
「戦後体制からの脱却」、
というスローガンを掲げて国民の期待を集め、
平成二十四年末に誕生したのが
第二次安倍内閣であったことを確認したい。
その上で、明日以降に、
この安倍内閣の功績を確認して、
未だ踏み込まれていない、
これからの我が国政治の課題を述べる。





絵が動く!?GIFブログを書こう!GIF検索ページへ >>


みんなの投稿を見る >>