中共の細菌戦実証研修。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 

 

Warには
Other Than War
というWarがある。
つまり、細菌戦、宣伝戦、思想戦・・・等々
戦争でないようで戦争であり戦争のようで戦争でない状態だ。
従って、このウイルスを
WHOが命名したCOVID-19、日本では新型コロナウイルス
というような素性を隠したような名前ではなく
素性が明確な武漢ウイルスとか中共ウイルスとかシナウイルスと呼んだ方が良い。
中共は、「アメリカが武漢にウイルスを撒いた」と平然とウソを言ったが、
これは、COVIDやコロナという名に素性がなかったから平然と言えたのだ。
よって、「名を正す」ことが必要、
これが、「敵味方識別」の為に大切だ。

 

ある機関誌に出稿するために、
かなりまとまった原稿書きに没頭していたので、本欄に書き込まなかったが、
中共の行動を全体として捉えれば、
中共は、現在、
武漢ウイルスによる細菌戦の実証研修を実施
していると同時に、
平素の覇権拡張行動を強化している。
その目的は、習近平主席が言った、
二〇四九年の中共建国百周年に、中華民族が世界の諸民族の上に聳え立つ為だ。
これは、我が国が
東日本大地震の被災者救済と被災地復興に全力を集中していたときに
中共が、
我が国の遙か南西の海空域における軍事行動を強化していたのと同じ行動パターンだ。

よって、以下、中共の行動の軍事面を概観してみる。

そもそも、アメリカのトランプ政権が、
武漢でのウイルス禍発生初期の隠蔽を非難したときに、
直ちに中共が、このウイルスはアメリカが撒いたと応じたのは、
中共本人自身が、細菌戦実証研修をしていたから直ちに言えたのだ。
ひょっとしたら、中共は
ニューヨークに武漢ウイルスを撒き、
アメリカ原子力空母乗組員に接触して武漢ウイルスを着けた
可能性否定できない。
細菌戦とはこういうことだ。
「アメリカが撒いた」とウソを言い放った以上、
そう疑われても仕方あるまい。

ともかく、中共は、
アメリカの中枢のニューヨークの麻痺状態と
グアム島の海軍基地にアメリカ原子力空母セオドア・ルーズベルトが三月二十七日から繋がれて動けない状況を見て、
アメリカの経済力と軍事力を低下させるウイルスの効果を実感したはずだ。
なお、空母セオドア・ルーズベルトは
乗組員三九五〇名、航空要員二四八〇名を乗せる巨大空母で、
現在、五八五名の乗員が感染し、一名が死亡している。

以下、我が国周辺海空域に於ける、中共の
人民解放軍、人民武装警察そして民兵という三軍事部隊の行動を概観しておく。

 

先ず河野防衛大臣が発表したように、
本年一月、二月、三月の九十日間に於ける、
我が国航空自衛隊の対中共軍機に対するスクランブル発進回数は
152回に達している。かなりの密度だ!
また尖閣諸島周辺の接続海域は、毎日、中共の公船が航行している。

三月三十日夜の20:00頃、
屋久島西方650キロの公海を航行していた
海上自衛隊護衛艦「しまかぜ」の左舷に中国漁船が衝突し、
「しまかぜ」の水面上五㍍の舷側が損傷した。
中共外務省は次の声明を発した。
「中国の近海海域で、日本の自衛隊が活動し、
漁船の航行の安全に影響が出たことについて、
既に日本側に懸念を表明した」

屋久島西方650キロは、中国の近海海域ではない。
東シナ海の真っ只中だ。
既に、南シナ海は「中国の海だ」と言った中共は、
我が国が接する東シナ海も「中国の海」にしたいのか!

台湾周辺海域では、
中共の海上民兵と思われるスピードボート十隻が、
台湾の海上警備隊の船に猛スピードで突入した。

四月二日、未明、南シナ海パラセル諸島(西沙諸島)付近で、
中共の人民武装警察の海警がベトナムの漁船を沈めた。

以上の通り、我が国やアメリカ、台湾、ベトナムらが
武漢ウイルスへの対応に集中している時、
中共はその隙を突くうように軍事行動を強化している。

 

次に細菌戦という観点から、
中共のイタリアやスペインなど百二十七カ国に及ぶ国々への
医療隊の派遣やマスクや防御服の医療物資提供をどう見るのか。
それは、まさしく覇権の拡張であり、
医療隊の派遣は、ウイルス研究に必要なサンプルの採取だ。
我が国の敗戦直後に、連合国からは広島や長崎に複数の医師団が入った。
被災者の治療のためではなく放射線による人体被害のサンプル採取の為だ。
この度、中共が派遣する医師団にも、この任務がある。