台湾の総統選挙は、
蔡英文総統が、
史上最高得票を得て当選した。
まことに喜ばしい。
しかし、
緊張がはしる。
先日も指摘したが、
中共の習近平主席の指令による
水面下の必死の凄まじい対台湾懐柔恫喝工作が
展開されるからだ。
そして、この中共の工作活動の成否は、
我が国の安全な存立に深く関わってくる。
従って、我が国政府は、
中共の
台湾と沖縄本島攻略の橋頭堡である
尖閣諸島及び周辺海域に対する
防御態勢を強化すべきだ。
これは、尖閣に対する
従来の警察と海保の
「警備体制強化」を指摘しているのではなく、
自衛隊による
「国防体制の強化」を指摘しているのだ。
よって、
これは我が国防衛の意思を示すにとどまらず、
我が国が
一衣帯水の台湾という民主主義国家を守るという意思を
明確に中共に示すことに他ならない。
そして、同時に、
安倍内閣は、
台湾の李登輝総統以来の民主的総統選挙の積み重ねと、
この度の結果をうけて、
台湾は、
この度の総統選挙で明らかなように、
既に、我が国と理念を等しくする民主的独立国家である旨、
台湾と国際社会に表明すべきである。
その上で、
中共の習近平主席が
我が国を非難し、
台湾は中共のものだというならば、
そのような侵略的覇権主義の独裁国家の主席を
我が国の国賓として待遇することはできないと表明し、
習近平の招聘を取り消す旨応答すべきだ。
令和二年一月十二日(日)
西村眞悟FBより。