この度、
歴史工学研究所所長の北岡正敏神奈川大学名誉教授から、
我が国の、歴史的な戦争記念碑の破壊と撤去という、
憂慮すべき事態をお知らせいただいた。
これを、是非、諸兄姉に知っていただきたいと思い
以下、北岡先生から伝えられたことを述べておきたい。
それは、築地本願寺の石碑破壊事件だ。
江ノ島にある日露戦争で満州軍の参謀総長を務めて
日本を勝利に導いた
児玉源太郎陸軍大将を祀る
「児玉神社」の若い禰宜の山本誉真奈さんは、
築地本願寺にある児玉源太郎が日露戦争で奉納した
「凱旋釜の碑」
に毎年参拝していたが、
昨年の平成三十年に参拝に赴くと、
「凱旋釜の碑」とともに
「後備第一師団祈念碑」と「征清役近衛師団追悼碑」
が撤去されてなくなっていた。
山本禰宜が調べてみると、
築地本願寺は、
他に10~13基の石碑を撤去し石を廃棄していた。
山本禰宜が、何故、撤去したのかと寺に問うと、
結局、寺の主張は、
「戦争は悪で、
平和な時代にこのような碑を置くのはよくない」
ので、
「戦争に関するものはすべて撤去した」ということだった。
一体、歴史的記念碑のある土地が寺の私有地であれば、
寺は自由にその碑を撤去廃棄できるのか!
また、
山本禰宜や解体に反対した解体業者ら本撤去に関して
築地本願寺と交渉に当たった人達の意見で一致したことは、
この度の築地本願寺の歴史的記念碑、追悼碑の破壊は、
日本文化の破壊を目指す
反日集団の行動であるということだった。
即ち、
我々の父祖が日本を守るために戦った記念碑を破壊する
反日運動が始まっており
この動きが、築地本願寺に留まらず、
全国の神社仏閣に波及する危険性極めて大である。
以上、諸兄姉にお知らせし、
我々の住んでいる街角に、
ひっそりと立てられてきた
国を守った先人の記念追悼碑が
いつの間にか無くなっていたということがないように
注意を喚起しましょう。
さらに付け加えるならば、
最近、維持経費に困窮している神社の買収が始まっている。
町から神社が無くなるということは、
実は、町から歴史と日本の「印」が消えるということだ。
また、
京都の祇園、上七軒、先斗町などのお茶屋が
中国資本に買収されていると聞く。
京都のお茶屋は日本文化そのものだ。
けしからん、許せん!
ぼつぼつ、
外国人による我が国土と文化の買収を禁止する時が来た。
この度、外務省が外交文書を公開した。
その日中関係に関する文書から明らかになったことは、
我が国の外務省は、
我が国を占領していたGHQのプロパガンダ計画である
WGIPを「事実として」
対中外交姿勢を決定してきたということだ。
但し、
これを以て外務省を「主犯」と言うのではない。
「主犯」は国会で選ばれた「首班」だ。
その国会を構成する議員を選んだのは国民だ。
こうなれば、誰が「主犯」か分からなくなるが、
明らかなことは、
現在の「首班」である安倍総理が
靖國神社に参拝しないのは、
WGIPを事実としているからである。
これが、
「戦後体制からの脱却」を掲げた「首班」のすることか?
従って、
彼は「主犯」といわれても文句は言えまい。
言うまでもなく、WGIPとは、
日本は悪い戦争をした国だということ、
つまり戦争についての罪悪感を日本人の心に植え付け、
その罪深い戦争は、
日本の軍国主義者と日本国民とのあいだの戦争でもあった、
という宣伝計画である。
私は、かつて戦後の総理の中で
小渕恵三さんを高く評価している旨を記したことがある。
その私の評価を決定したものは
小渕さんの「対中姿勢」だ。
産経新聞12月26日の「阿比留瑠比の極言御免」で
小渕総理が、平成十年に来日した江沢民主席に対し、
外務省幹部からの対中謝罪の進言と要請を退け、
断固として謝罪しなかったことが書かれている。
その記事を読んで、
人民服を着てふんぞり返る江沢民に対する
小渕恵三総理の茫洋とした風情が懐かしく思い出された。
天晴れだった。
WGIPが事実ならともかく、
虚偽宣伝であることは明らかであるのだから、
何故、以降の総理大臣は、小渕さんにならわず、
安倍さんも含め、WGIPに従うのか。
この次元において、安倍さんも鳩山、菅と同類では無いか。
なお、
この度、安倍総理が中国を訪問して、
習近平主席や李克強首相と会談したのを受けて、
昨日、チラッと見たテレビの解説番組で、
「識者」が、もっともらしい顔をして、
これからの日本の役割は、
アメリカと中国の間に立って、
米中を如何に和解させるかにある、
と話していた。
アホかお前は、と思った。
我が国の役割は、アメリカと連携して、
地球上のおぞましい疫病神である中国共産党独裁体制を
崩壊させることだ。
昨日(27日)の産経新聞の台北矢板昭夫記者の
台湾総統選挙に対する中共のカネ、恫喝等々
あらゆる手段を使った
凄まじい介入の暗躍と実態を一読するだけでも、
中共とアメリカ(トランプ大統領)との和解など、
日本と東アジアの悪夢以外にあり得ないことを知るべきだ。
外交文書で明らかになった外務省以上にたちの悪いのが、
中共に、カネ、恫喝等のあらゆる手段で接触されている
我が国内の「識者」だ。
現在、七十万円で北海道家族旅行をさせてもらった議員のことが報道されているが、
そんなみみっちい「事件」より、
昨日の台北の矢板昭夫記者の報告にある
中共の台湾総統選挙への暗躍介入は、
我が国の政界、財界、マスコミ界、学会にも
同じ規模で行われていると覚悟しなければならない。
中共そして北朝鮮は、
我が国の、「戦後体制」の欠落、
即ち、スパイ防止法の欠落を衝いてきているのだ。
この意味で、
台湾と同様、我が国ももはや平時ではない。
西村眞悟FBより。