六月十二日の、シンガポールにおけるトランプ氏が
上機嫌に成功したと謳った米朝首脳会談の後、
現実味を帯びていた「斬首作戦」は忘れられ、米韓合同軍事演習も中止され、
急速に、一体、何を騒いでいたのか、分からなくなっている。
しかし、国際政治の地殻、
バランス・オブ・パワーは、
こういうときに動いている。
我々日本人の視点と、
その目で見る地域は、
戦前と戦後で断絶しているので、
戦後、今まで見てきた朝鮮半島と、
その背後の南北に中共とロシアがいる東ユーラシア
そして、太平洋の東のアメリカの情況が、
当然の姿、以前からあった常態である
と思い込んでいる傾向が強い。
しかし、それは、「常態」ではなく、
第二次世界大戦後の「特異な一時的な情況」であると見るべきだ。
そして、朝鮮半島の南北融和と米朝首脳会談によって、
まず、朝鮮半島が、
この「一時的な情況」から「常態」に戻りはじめており、
我が国の対中、対露そして対米関係も、
「一時的な情況」から「常態」に戻りつつある。
これに対して、我が国内の安倍内閣は、
「戦後体制からの脱却」や「日本を取り戻す」
というスローガンを掲げているのだが、
どうも、
何が「戦後からの脱却」か、
「日本を取り戻す」とは、何のことか、
意味が分からず唱えているのだろう。
我が国周辺が、
既に、「戦後体制」から「本来の姿」に戻りつつあるのに、
それに気付いて、つまり、周りの、バランス・オブ・パワーの変化に対応して
グランド・ストラテジーの確立と自主防衛態勢の構築に動き始める気配はない。
この周辺情況の地殻変動の自覚なき、
憲法改正議論など、
空論だ、バカバカしいから止めとけ、
と怒鳴りたくなる。
我々は、もういい加減に、
戦前戦後の連続性を取り戻し、
その視点から、
朝鮮半島と東ユーラシアそしてアメリカを眺めねばらない。
その、連続性を取り戻せば、現在の実相を見ることができる。
それは、丁度、
明治二十七年(一八九四年)と明治三十七年(一九〇四年)
日清戦争と日露戦争の開戦前夜の情況だ。
専門的に調査して言う訳ではないが、
よくウィンチェスターをぶっ放し、熊狩に夢中になり、ボクシングもした
日露戦争当時のセオドア・ルーズベルトと、
現在の成金でゴルフ狂のドナルド・トランプは、
タイプが似ているのではないか。
ともに素朴で鼻持ちならんアメリカ人だ。
トランプは、アメリカファーストだ。
この意味が分からん日本人が、都民ファーストなどと言っているが、
アメリカファーストの意味は、
日米同盟関係よりも、NATOよりも
アメリカファーストということだ。
よく、我が国の学者などは、
トランプの同盟関係に対する認識不足を気にしているが、
彼の主張は、大統領選挙中から一貫している、
即ち、同盟関係のためにアメリカがあるのではなく、
アメリカのために同盟があると思っている。
考えてみれば、これは、
日本人が日本の為に日米同盟があると思っていることと一致しているではないか。
アメリカのトランプが、
自分たち日本と同じ事を考えていると、びっくりするのがどうかしている。
中共の習近平主席は、
いよいよ中華帝国の拡大を目指して露骨に動き始めた。
それは、我が国やアメリカンの自由と民主主義などとは全く異質の帝国である。
世界第二の経済大国となった中共が十五億の人民を拘束下において
軍事力増強にひた走り、東アジアの圧倒的軍事パワーとなって
台湾や尖閣や沖縄を含む、
東シナ海と南シナ海という我が国固有の領土と生命線を
中共のものとして呑み込もうとしている。
この中共が、
我が国最大の脅威である。
そして、北のロシアは、
今は西のシリアやクリミアで手が一杯で、
プーチンは、東のアジアでは、
安倍総理にウラジーミルと言われて微笑んでみせておとなしいが、
プーチンが西でしていることを分かり易く言えば、
彼は、スターリンをしているのだ。
従って、東で動乱が起これば、
プーチンは、中共と連携して必ず火事場泥棒になる。
プーチンが、我が国固有の領土、国後と択捉にミサイル基地を建設したのは、
火事場泥棒の足場作りである。
さて、朝鮮半島であるが、
北も南も、皆、朝鮮らしくなってきた。
そう、我が国が、万葉集時代から見てきた
百済・新羅・高句麗時代そして李氏朝鮮の朝鮮に戻ってきた。
韓国においても、
我が国が親しみを持つ朴正熙大統領の時代は、
朝鮮における極めて特異な時代であったのだ。
それは、親子とは思えない娘の反日政権を振り返っても納得がいく。
その娘を弾劾して交代した今の文在寅が、朝鮮の常態なのだ。
つまり、朝鮮半島は、
かつて、支那とロシアを内部に入れ込んで日清日露戦役の切掛けとなった。
今まさに、その朝鮮に戻って行っている。
では、米朝首脳会談で、
北朝鮮の金正恩が約束した非核化はどうなるのか。
朝鮮の約束は、ややこしいから、簡単に述べると、
「わからん」ということだ。
かつて、沖縄返還に際して、二年間で沖縄から核を撤去したアメリカは、
その経験からか、
二年間で朝鮮の非核化はできると試算しているらしいが、
「わからん」。
朝鮮を相手にして思惑通りはいかない。
従って、要するに、危機管理の鉄則に戻り、
我が国は、最悪を予想すべきなのだ。
即ち、我が国の脅威である核弾道ミサイルは、
中共からのもの、ロシアからのもの、そして、北朝鮮からのもの、
と腹を括って、
今こそ、独自の核抑止力の構築を開始すべきである。
我が国にとって、一番の脅威は、北朝鮮ではなく、
中共の核弾道ミサイルなのであるから、
北朝鮮だけに目を向けず、核抑止力の構築を急がねばならない。
つまり、今こそ、核保有を具体的に検討するのだ。
かつて、フランスのドゴール大統領が、
核の傘でフランスを守っているというアメリカのケネディ大統領に
貴官は、ニューヨークを核攻撃の危険にさらしてフランスを守れるのか、
と言ったとき、
ケネディの顔面は蒼白になった、と言われている。
トランプは、蒼白にならないだろう。
そして、言うだろう。
「守れるわけねえだろう、俺のビルがあるんだ」と。
よって、フランスのように、
我が国も核による核抑止力を構築する時期に来たのだ。
以上のように概観した上で、今重要なことは何か。
それは、この数年、国会で騒いできたこととは次元が違うことだ。
それは、
独立した国家戦略の確立と、
自主防衛力の構築である。
この観点から見れば、
あの集団的自衛権行使の議論も、
所詮、アメリカ軍が主体となって戦っているときに、
我が国は、どれだけそのアメリカをサポートできるか、
という、従属的でみみっちいものではないか。
そうではなく、
今重要なことは、
我が国は、如何にして我が国自身を守るかという戦略の確立である。
その上で、同盟関係というものが成り立つ。
これを知るべきである。
平成30年7月12日(木)
西村眞悟の時事通信より。
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靖国神社 みたままつり
全国的には8月の行事なのに、なぜ東京のお盆は7月か、理由は寡聞にして知らない。旧暦を尊重するのか、江戸っ子がせっかちなのか、来月は上京組の里帰りで人手が足りないからか。
いずれにせよ、東京では明13日がお盆の初日ゆえ、祖先の帰りを待って迎え火を焚く。16日に精霊があの世に帰るまで、家族の皆が一緒に過ごす。仏壇には胡瓜の馬と茄子の牛を飾る。
近頃は伝統的な風習を軽んじる向きも多いが、それでも陽炎の立つ夏の最中、亡くなった人々の魂が一時だけ現世に戻ると信じ、手を合わせたくなるのが日本人だ。
そしてこの時期、戦没者の御霊に感謝の祈りを捧げるなら、九段下の靖國神社を置いて他にない。お盆にちなむ「みたままつり」は、終戦直後の昭和22年に始まり、今年で72回目を数える。
13日の前夜祭から14日(第一夜祭)、15日(第二夜祭)、16日(第三夜祭)まで、催しの詳細はこちらを参照して欲しい。
数多の献灯が美しく並ぶ境内を、黄金の神輿が踊りつつ拝殿に進む。ライトビームに大鳥居が浮かび、奉納和太鼓が荒々しく吠える。つのだ☆ひろさんがドラムを奏で、ロックを歌う。
参道をそぞろ歩けば、散華した英霊に会える。祖父や父や叔父の霊と手を携え、酒を酌み交わそう。幸い、2015年から中止されていた夜店や屋台が、今年は復活する。
是非お勧めしたいのが、本殿への正式参拝だ。厳かで静謐な本殿内で、神職が唱える祝詞に合わせて祈りを捧げる気分は格別だ。希望者は、拝殿右手にある参集殿の受付に申し出るといい。
また、参拝の前後に「遊就館」に立ち寄るのも素敵だ。遺書や遺品や史資料を通して、愛する祖国に尊い命を捧げた英霊の「みこころ」に触れれば、自然に涙が頰を伝う。
ところで「みたままつり」は、参拝者数が毎年30万人を超えるほど大盛況だが、主要メディアがニュースで取り上げるのを見たことがない。例外的に記事を載せるのは、産經新聞くらいか。
渋谷駅や東京ドームなど、場所はどこであれ、大人数が参まる出来事は必ず報じるメディアにしては奇妙だし、国会前の反政権デモなど数百人でもビッグニュースなのに、扱いの違いが甚だしい。
靖国神社に行けば分かるが、浴衣姿の若い女性たちが大挙して参拝する姿は壮観だ。帝国陸海軍の軍服に身を包むコスプレ少年たちもいて、その姿が何とも微笑ましい。
無論、この光景を、メヂィアが誰にも見せたくないのはよく分かる。朝日毎日などの反日新聞社はもちろん、NHKも民法もTV局も、所詮は特亜の走狗に過ぎないのだから。
戦犯崇拝だ、侵略戦争の肯定だと、妄想と狂気の非難を轟々と繰り返し、わざわざ靖國神社で放火や立ち小便までする隣国の馬鹿どもには理解不能でも、一向に構わない。
靖國神社は日本の聖地であり、「みたままつり」は日本人にとって正しいお盆のあり方なのだ。さあ、英霊に会いに行こう。
yohkan様のブログ・愛国画報より。
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テレビと同じ番組をインターネットで流すNHKの「常時同時配信」が、総務省の容認姿勢で実現に向けて大きく動き出すことになった。NHKは当面、テレビを持たずにスマートフォンやパソコンだけで視聴する世帯からは受信料を徴収しない方針だ。しかし、将来的にはネットのみの世帯に対する受信料新設で財源の拡大をもくろんでおり、肥大化による民業圧迫が懸念される。
「受信料制度との整合性やネット空間で果たす役割といった論点について、まずはNHK自身が構想を明らかにし、国民、視聴者に丁寧に説明して理解を得ることが必要だ」。日本民間放送連盟の会長に6月に就任した日本テレビの大久保好男社長は、NHKの同時配信についてこう牽制(けんせい)している。
NHKは同時配信の開始時、テレビを保有して既に受信契約を結んでいる世帯については、スマホやパソコンを「2台目、3台目のテレビ」として扱い、追加負担なしで利用できるようにする方針だ。契約が確認できないネットのみの視聴世帯には、画面にメッセージを表示して視聴を制限する。しかし、将来的にはテレビを持たないネットのみの視聴世帯にも負担を求める可能性が濃厚だ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180712-00000054-san-soci
以下パブリックコメント
2: 名無しさん@涙目です。(庭) [ニダ] 2018/07/12(木) 12:04:06.77 ID:fgHTPbiJ0
当面
3: 名無しさん@涙目です。(庭) [ニダ] 2018/07/12(木) 12:04:36.88 ID:lN2l5CgZ0
やる気はありますみたいな言い方やめろ
4: 名無しさん@涙目です。(愛知県) [US] 2018/07/12(木) 12:04:37.59 ID:JbBiXjao0
普及させといて か ら の
17: 名無しさん@涙目です。(長崎県) [CH] 2018/07/12(木) 12:06:32.55 ID:B46aKMRM0
>>4
それでしょ
129: 名無しさん@涙目です。(空) [FR] 2018/07/12(木) 12:21:51.50 ID:Jn2iwSda0
>>4
すべての国産スマホにNHK視聴アプリをねじ込ませるつもりなんだと思うわ。
5: 名無しさん@涙目です。(茸) [BR] 2018/07/12(木) 12:04:47.58 ID:Yk9ieqso0
当面ってなんだよ。
8: 名無しさん@涙目です。(茸) [CN] 2018/07/12(木) 12:05:33.05 ID:kh8CmC8z0
当面(NHKの気分次第)
9: 名無しさん@涙目です。(空) [NL] 2018/07/12(木) 12:05:33.78 ID:mUYdNgok0
契約しない奴はどうやっても契約しないわな
11: 名無しさん@涙目です。(茸) [RU] 2018/07/12(木) 12:05:38.07 ID:8wTndvGz0
徴収できるのが当然という考えなんだなw
20: 名無しさん@涙目です。(茸) [KW] 2018/07/12(木) 12:07:01.11 ID:K3QMY32m0
ネットやストリーミング技術タダ乗りのくせに金取るのかよ
22: 名無しさん@涙目です。(茸) [US] 2018/07/12(木) 12:07:17.14 ID:JUwPUQQ70
搾取する気満々じゃんw
27: 名無しさん@涙目です。(地図に無い島) [US] 2018/07/12(木) 12:08:08.54 ID:cDy2ukCQ0
当面ね
覚えとけよお前ら後で絶対徴収してくるぞ
30: 名無しさん@涙目です。(茸) [GB] 2018/07/12(木) 12:08:34.28 ID:tDREzvDW0
着払いの詐欺と同じだな。
33: 名無しさん@涙目です。(福岡県) [US] 2018/07/12(木) 12:08:59.86 ID:54cgGgkL0
ネット配信を会員制にしない理由はなんなの
36: 名無しさん@涙目です。(catv?) [GB] 2018/07/12(木) 12:09:37.31 ID:tMYxb3Qk0
いずれするような言い方やめろ
テレビとネットで別々に徴収してきそうだな
37: 名無しさん@涙目です。(庭) [US] 2018/07/12(木) 12:09:45.32 ID:Ylj2MUpj0
ネットに上げてる時点でそれもうNHKの電波じゃねえだろw
引用元: http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1531364636/