皇室ウィークリー(418) | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 

天皇、皇后両陛下はこの1週間、26日からのフィリピン訪問を前に皇居・御所で関係者と立て続けに面会された。

 
 18日、先の大戦中に同国で犠牲になった日本兵の遺族らを招き、戦死した状況や戦後の生活などについて話を聞かれた。終戦翌日の昭和20年8月16日にルソン島で父親を失った仲沢誠也さん(71)=秋田県大館市=には、天皇陛下が「亡くなったのは戦後ですね」とお尋ねに。皇后さまは「母一人、子一人で大変でしたね」といたわられた。

 
 同席した日本遺族会の水落敏栄会長が、戦争の記憶を次世代に語り継ぐ活動に取り組んでいることを説明すると、陛下は「やはり戦争のことを正しく語り継いでいくことが平和につながるのですね」と語りかけられたという。


 両陛下は20日、現地で29日に訪問する国際稲研究所(IRRI)について説明を受けられた。22日には、看護師、介護士のフィリピン人研修生を受け入れている東京都内の病院、介護施設の関係者と懇談された。28日に現地の語学研修センターで、看護師、介護士候補生が日本語の授業を受ける様子を視察される。

 
 19日には外国訪問前の恒例として、武蔵陵墓地(東京都八王子市)で昭和天皇の武蔵野陵、香淳皇后の武蔵野東陵を参拝する予定だったが、18日からの積雪の影響で取りやめられた。22日に側近の侍従が代拝したという。

 
 宮内庁の風岡典之長官は21日の定例会見で「ご出発に向けての準備は最終段階。年末年始の忙しい日々でお疲れがあり、大きな行事を控え、お気持ちも張り詰めていると思う」とご体調を気遣った。

 
 また、皇室医務主管を10年間務めた金沢一郎氏が死去したことについて、両陛下にも病状が伝えられていたといい、風岡長官は「深い悲しみに包まれておられるだろうと思う」と話した。


 両陛下は20日、現地で29日に訪問する国際稲研究所(IRRI)について説明を受けられた。22日には、看護師、介護士のフィリピン人研修生を受け入れている東京都内の病院、介護施設の関係者と懇談された。28日に現地の語学研修センターで、看護師、介護士候補生が日本語の授業を受ける様子を視察される。

 
 19日には外国訪問前の恒例として、武蔵陵墓地(東京都八王子市)で昭和天皇の武蔵野陵、香淳皇后の武蔵野東陵を参拝する予定だったが、18日からの積雪の影響で取りやめられた。22日に側近の侍従が代拝したという。

 
 宮内庁の風岡典之長官は21日の定例会見で「ご出発に向けての準備は最終段階。年末年始の忙しい日々でお疲れがあり、大きな行事を控え、お気持ちも張り詰めていると思う」とご体調を気遣った。

 
 また、皇室医務主管を10年間務めた金沢一郎氏が死去したことについて、両陛下にも病状が伝えられていたといい、風岡長官は「深い悲しみに包まれておられるだろうと思う」と話した。


 皇太子さまは22日、東京都新宿区の学習院女子大学で、「世界の水問題の現状と課題 UNSGABでの活動を終えて」をテーマに講義をされた。小町恭士東宮大夫は同日の定例会見で「大変分かりやすく丁寧にお話しになっておられ、学生の皆さんもとても熱心に聴講していたように見受けられました」と述べた。

 
 秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまは19日に英国にご出発。レスター大学大学院で現地時間21日に行われた修了式に黒のガウン姿で出席し、文学修士(博物館学)の学位記を受け取られた。昨年9月までの1年間、同大学院で博物館学を学び、論文に合格された。

産経ニュース



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[桜H28/1/21]