皇室ウィークリー(414) | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 
陛下、閣僚ら招き昼食会ご主催。眞子内親王殿下、中米訪問からご帰国。


 天皇陛下は15日、皇居・賢所で、賢所御神楽(みかぐら)の儀に臨まれた。宮中祭祀(さいし)をつかさどる掌典職によると、新嘗祭と並ぶ伝統ある祭祀の一つで、賢所前庭に設けられた神楽舎で宮内庁楽部の楽師が神楽を奉納し、賢所にまつる皇祖神の天照大神を慰められた。

 
 儀式は深夜まで続いたが、陛下はご体調に配慮して途中で退席し、儀式が終わるまで皇居・御所で静かに過ごされた。皇后さまも儀式の間、御所で慎み深く過ごされた。儀式では、皇太子さまも拝礼され、秋篠宮ご夫妻をはじめ皇族8方が参列された。

 
陛下は16日、年末の恒例行事として、安倍晋三首相や閣僚、副大臣らを皇居・宮殿に招き、昼食会を催された。皇太子さまも同席された。

 
 閣僚ら42人が整列し、安倍首相が招待に感謝すると、陛下は「皆さんが国民のために日夜、国務に精励されておられること、誠にご苦労に思います」とねぎらいの言葉をかけられた。安倍首相は10~12月にアジア、欧州をまたぐ外遊を相次いでこなしており、陛下は「随分、忙しいでしょう」と気遣われていた。


 皇太子さまは13日、東京都豊島区の学習院創立百周年記念会館で開かれた学習院OB管弦楽団の定期演奏会に出演し、ブラームスの交響曲第1番をビオラで演奏された。皇太子妃雅子さまと長女の敬宮(としのみや)愛子さまは客席から鑑賞し、大きな拍手を送られていた。

 
 秋篠宮妃紀子さまと次女の佳子さまは12日、東京都千代田区の複合施設「秋葉原UDX」で、聴覚障害者が情報を入手しやすい社会の実現を目指す全日本ろうあ連盟主催の「情報アクセシビリティ・フォーラム2015」の式典に臨席し、企画展をご覧になった。紀子さまは式典で手話を交えてあいさつされた。

 
 秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまは12日、中米のエルサルバドルとホンジュラスへの公式訪問を終え、成田空港着の民間機でご帰国。13日に皇居・御所で両陛下に帰国を報告し、14日には東京都八王子市の武蔵陵墓地の武蔵野陵、武蔵野東陵を参拝された。
 

 眞子さまにとっては初の単独での海外公式訪問で、2日にエルサルバドルに入り、6日にホンジュラスに移られた。現地では日本と両国との外交関係樹立80周年を記念する行事に臨席したほか、大統領を表敬訪問し、食事会に参加された。マヤ文明の遺跡なども見て回られたという。

 
 15日に宮内庁を通じて公表した両国訪問を終えての印象の文書では「様々な分野で、日本とエルサルバドル、ホンジュラス両国を繋(つな)いでいる人と人との絆を、強く感じました」とつづられた。

 
 日本肢体不自由児協会の総裁を務める常陸宮さまは16日、東京都豊島区の東京芸術劇場を訪れ、肢体不自由児・者の美術展とデジタル写真展の表彰式に臨まれた。

 
 寛仁親王妃信子さまと三笠宮家の彬子さまは17日、埼玉県越谷市の埼玉鴨場にタイやオーストリアなど7カ国の駐日大使らを招待し、伝統のカモ猟でもてなされた。

 日本ユニセフ協会で勤務する高円宮妃久子さまの長女、承子さまは15日、群馬県玉村町の県立女子大で、「世界の現状と国際協力-ユニセフの視点から」をテーマに講義し、栄養不良が原因で600万人の幼児が命を失っている現状などを訴えられた。

 
 久子さまの三女、絢子さまは18日、東京都中央区の聖路加国際病院で、卵巣に見つかった袋状の腫瘤(しゅりゅう)「嚢胞(のうほう)」の摘出手術を受け、無事に終えられた。比較的症例の多い病気で、卵巣自体は摘出しておらず、今後のご妊娠に影響はないという。手術には、久子さまが付き添われた。

産経ニュース


【今週の御皇室】眞子内親王殿下の国際親善と報道の歪み[桜H27/12/17]  



https://youtu.be/4fvIIJ426LM
皇室ジャーナリストの髙清水有子がお送りする「今週の御皇室」。今回は、初の外国公式­訪問を終えられた、眞子内親王殿下のニュースについてお伝えすると共に、その報道の在­り方に疑義を呈しておきます。

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