眞子内親王殿下、初の外国公式ご訪問。
葉山御用邸(神奈川県葉山町)で静養していた天皇、皇后両陛下は11月29日、帰京された。28日には、秋篠宮ご夫妻と長男の悠仁さまが合流し、ご家族で水入らずのひとときを過ごされた。
12月2日には、皇后さまが皇太子さま、常陸宮妃華子さま、三笠宮家の彬子さまとともに、皇居・東御苑の桃華楽堂で開かれた「絲竹(しちく)会」の演奏会を鑑賞し、雅楽の調べに耳を傾けられた。皇后さまは定例の演奏会にほぼ毎年足を運び、「絲竹(いとたけ)の道栄え来てうれしくも いにしへに逢う心地(ここち)こそすれ」との御歌(みうた)に曲をつけて贈られており、この日の演奏会でも披露された。
両陛下は3日、皇居・宮殿で、灯台などの航路標識の啓発活動をする公益社団法人「燈光(とうこう)会」の創立100周年を記念した茶会を開き、灯台守を務めるなどしてきた同会会員らをねぎらわれた。
皇太子・同妃時代から過酷な環境で勤務する灯台守に心を寄せ、各地の灯台をご訪問。天皇陛下の即位後は11月1日の「灯台記念日」に合わせ、永年勤続表彰者との面会を続けてきたが、灯台の無人化などに伴い、平成16年の茶会を最後に終えられていた。
12月3日の茶会では、陛下が「海に囲まれた我(わ)が国にとって海上交通の安全が守られることは大変重要なことであり、危険を伴う厳しい環境の中でその業務に携わられた皆さんの尽力に対し、深く感謝しています」と述べられた。
皇太子さまは11月29日、京都府八幡市を訪れ、国宝指定が決まった石清水八幡宮の本殿を初めて参拝された。30日には、京都市左京区の国立京都国際会館で行われた「世界工学会議」の開会式に臨み、英語であいさつされた。
秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまは12月2日、日本との外交関係樹立80周年を迎えたエルサルバドルとホンジュラスを公式訪問するため、成田空港発の民間機で出発された。
この1週間は、皇族方のお誕生日が相次ぎ、祝賀ムードに包まれた。皇太子ご夫妻の長女、敬宮(としのみや)愛子さまは1日に14歳となり、皇居・御所で両陛下にあいさつをされた。半蔵門を車で通過する際には「おめでとうございます」と声をかけられ、笑顔で手を振って応えられた。
秋篠宮さまは11月30日、節目の50歳を迎えられた。お誕生日を前に秋篠宮妃紀子さまとともに臨んだ記者会見では、戦後70年にあたり、両陛下が続けられている戦没者慰霊について「慰霊していくことの大切さは常に頭の中に入れています」と述べられた。
3人のお子さま方のご成長ぶりも紹介された。眞子さまは、1年間の英国留学で自然史とアートにまたがる分野をテーマに博物館学に取り組まれたといい、秋篠宮さまは「私自身にとっても興味深いところ」と話された。
4月から国際基督教大学(ICU)に通う次女の佳子さまは夜遅くまで課題に取り組んでおり、「少なくとも父親が学生だったときよりは、かなりまじめな学生生活を送っている」と笑いを誘われた。長男の悠仁さまは変わらずに昆虫が好きで、最近はさらに虫が生息する環境にも興味を持たれているという。
常陸宮さまは11月28日、傘寿となる80歳になられた。宮内庁によると、脚力増強のため、毎日午前と午後の2回、宮邸の廊下を手すりにつかまりながら歩いているほか、自転車型運動器を使ったトレーニングも週3回、毎回10分程度行われているという。
三笠宮さまは12月2日、皇族として初めて100歳となられた。三笠宮邸では祝賀のご昼餐(ちゅうさん)が催され、天皇、皇后両陛下をはじめ皇族方が駆けつけられた。
産経ニュース
【今週の御皇室】皇族方の誕生日と、秋篠宮殿下の御言葉[桜H27/12/3]
https://youtu.be/xr6L7CaZngA
皇室ジャーナリストの髙清水有子がお送りする「今週の御皇室」。今回は、この1週間で
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