天皇、皇后両陛下は17日、横浜市西区のパシフィコ横浜を訪れ、青年海外協力隊発足50周年記念式典に臨席し、隊員経験者らと懇談された。
両陛下は皇太子・同妃時代の発足当初から、隊員たちを激励するなど活動の支援を続けられており、「事業が発展していくことを願われてきて、改めて思いを深くされた。懐かしい人とも再会し、楽しい時間を過ごされたようだった」(側近)という。
懇談に参加したのは、青年海外協力隊や、その後に発足したシニア海外ボランティア、日系社会青年ボランティア、日系社会シニア・ボランティアで22カ国に派遣された24人。中には、70代後半となったラオスに派遣された初代隊員の姿もあった。
天皇陛下は訪問経験のある派遣国の様子を振り返りながら、派遣当時の思い出や帰国後の活動について熱心にご質問。最後に全員に向かい、「有意義な仕事を進められていることを大変うれしく思います。これまでの経験を十分に生かして、これからの道を進んでいかれるよう願っています」と語りかけられた。
両陛下は18日、皇居・宮殿で、国際緊急援助隊として、4月のネパール大地震などで救助活動にあたった医師、自衛隊員ら176人と面会し、慰労された。宮内庁によると、陛下は平成2年から帰国隊員と会われており、女性隊員の増加に伴って16年から皇后さまも加わられている。
皇太子さまは17日、東宮御所で皇太子妃雅子さまに見送られ、米国に向けてご出発。現地時間18日には、ニューヨークの国連本部で開かれた「水と災害に関する特別会合」で基調講演し、英語で「世界の水問題の解決が図られ、人と水とのより良い関わりが構築されることを期待しています」と話された。
冒頭には、この5年間に世界で発生した災害を挙げ、「一日も早く、より良い復興がなされることをお祈り申し上げます」と述べられた。
「世界トイレの日」の同19日には、国連本部で関連イベントに参加し、親交があるオランダのウィレム・アレクサンダー国王と同席された。
中米のエルサルバドルとホンジュラスを12月に公式訪問する秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまは14日、東京都中央区のヤマハホールで、日本・エルサルバドル外交関係樹立80周年チャリティー・コンサートを鑑賞し、エルサルバドルの民謡に耳を傾けられた。
また、16日に駐日エルサルバドル大使主催、18日には駐日ホンジュラス大使主催の昼食会にそれぞれご参加。同日には武蔵陵墓地(八王子市)で、外国訪問前の恒例となっている昭和天皇の武蔵野陵、香淳皇后の武蔵野東陵への参拝を済ませるなど両国訪問の準備を進められている。
宮内庁が管理する鴨場で、皇族方が外交団などを接待する恒例行事が20日に始まり、眞子さまが千葉県市川市の新浜鴨場で、フィンランドやカンボジアなど7カ国の駐日大使をもてなされた。
英国留学を経験した眞子さまは各大使らと英語を交えてご歓談。おとりのアヒルを使って水路におびき寄せた野生のカモを網で捕まえる独特の猟を紹介された。羽交い締めにされたカモを池のほとりで放した後も、昼食をとりながら交流を深められた。
高松宮妃癌研究基金の総裁を務める常陸宮さまは19日、東京都千代田区のパレスホテル東京を訪れ、同基金国際シンポジウムのレセプションに臨席された。
高円宮妃久子さまの三女、絢子さまは16日、在学中の城西国際大大学院の研修プログラムで訪問していたスウェーデンから帰国された。
【今週の御皇室】新嘗祭、瑞穂の国の感謝の儀式[桜H27/11/19]
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皇室ジャーナリストの髙清水有子がお送りする「今週の御皇室」。今回は、来週に迎える
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