平成27年6月18日(木)
アメリカが中止を要求し、
安倍総理がドイツでのサミットで主導的役割を果たして先進主要七カ国の総意で「埋め立て反対」を表明した、
南シナ海のフィリピンが自国領と主張している島嶼を中共が強引に埋め立てて軍事基地化する工事は、
ほぼ完成した、
と中共が発表したようだ。
こういう事態に対して、従来通りの日本外交と政界においては、どういうことになるか。
・・・「喉元過ぎたという気分」になる。・・・ということは、「忘れる」。
完成したんだから「反対しても仕方がない」という訳だ。
しかし、南シナ海で、これから事態が動く。いつ、どう、動くかは、中共が握っている。
つまり、中共が「行動の自由」を得た。
こと此所に至って、我が国がすべきことは、
アメリカのカーター国防長官が提唱した、
基地化工事の人工島の領有権を認めず、その12海里内を自由に航行すること、を
アメリカとともに実施することだ。
それをしなければ、南シナ海では、
1936年(昭和11年)3月の、
ヒトラーによる非武装地帯であったラインラント進駐と同じことが起こり始める。
つまり、今、何もしなければ、
中共による、南シナ海から東シナ海にかけての侵略を却ってけしかけることになるということだ。
ヒットラーは、ラインラント進駐に対して、
フランス、イギリスなどの諸国が傍観したのを見届けると、
二年後には(1938年)、
オーストリー併合とチェコスロバキアのズデーデン地方割譲を要求した。
つまり、列強のラインラント進駐黙認が、却ってヒットラーをけしかける結果になった。
従って、ヒットラー同様に、習近平も黙認すれば、けしかることになる。
今こそ、アメリカとの共同行動による対中圧力に転じるべきだ。
こういう時期に、昨日の国会議論のレベルは何だ。
幼稚園レベルだと言うと、幼稚園児が怒る。
集団的自衛権は不可だと、まだほざいている輩が、国会にうようよいる。
次ぎに、同様に切実な課題・・・北朝鮮に拉致された同胞の救出!
国会での党首討論で議論も出来ないのか。
拉致問題を、13年前の平成14年の小泉総理と金正日との「平壌宣言」の精神で解決するとのストックフォルムでの日朝合意から1年以上が経った。
それに従って一年前、北朝鮮の「口先」に対して日本は「行動」で応じて制裁を一部解除した。
それによって、朝鮮総連の親分が日本と北朝鮮を意気揚々と往き来できた。
しかし、拉致被害者救出には何の進展もない。北朝鮮は無視を決め込んでいる。
つまり、一年前の北朝鮮の「口先」は「ウソ」だったのだ。
即ち、日本の外務省局長は「騙された」ということだ。
思い返せば、「平壌宣言」自体が日本の小泉総理を騙した文書ではないか。
北朝鮮側が、日本に約束したことはことごとく破られている。
つまり、出発点から北朝鮮は「ウソ」をついたのだ。
従って、「平壌宣言」で残っている「約束」は、
日本が北朝鮮に対する巨額な請求権を放棄して巨額の金を支払うということだけ。
さらに、相手が騙して既に約束を破っている「平壌宣言」を、
またもやストックフォルムで掲げ直して「約束」したことも、
またまた、「ウソ」だったと判明した。
もうぼつぼつ、「平壌宣言」の精神など妄想で既にこの世に存在しないのだから、
外務省のようにそれにしがみつかずに
政治は、明確に「圧力」に方向を転じて拉致被害者救出に向けて動き出さねばならない。
それには、担当部署を外務省から自衛隊と警察にかえて、
相手に我が国の決意を思い知らすべきである。
もはや外交交渉ではない。
もはや待っておられるか、と。
その上で、拉致被害者救出は、徹底的な対北朝鮮圧力によって実現する。
断固として、自衛隊と警察に、救出を命令できる政治を構築することが、
即ち、拉致被害者救出である。
フォークランドをアルゼンチンが奪おうとしたとしたとき、
イギリスのサッチャー首相は言った。
「人命にかえても、我がイギリス領を守らねばならない。
何故なら、国際法が力に勝たねばならないからだ。」
安倍総理、言ってくれ。
「人名にかえても我が日本国民を救出しなければなならない。
何故なら、正義が無法に打ち勝たねばならないからだ。」
未だに、「平壌宣言」で騙されたことを認めずに、
その破綻した精神で北朝鮮と国交正常化交渉を続けている外務省の態度を見ていると、
次のイギリスのチャーチル首相の言葉がそっくりだと思い出した。
「考える能力が無いのか素人なのか・・・
何も決定しないことを決定し、
優柔不断でいることを決意し・・・
全力をあげて無能であろうとする。」
西村眞悟の時事通信より。
安倍総理がドイツでのサミットで主導的役割を果たして先進主要七カ国の総意で「埋め立て反対」を表明した、
南シナ海のフィリピンが自国領と主張している島嶼を中共が強引に埋め立てて軍事基地化する工事は、
ほぼ完成した、
と中共が発表したようだ。
こういう事態に対して、従来通りの日本外交と政界においては、どういうことになるか。
・・・「喉元過ぎたという気分」になる。・・・ということは、「忘れる」。
完成したんだから「反対しても仕方がない」という訳だ。
しかし、南シナ海で、これから事態が動く。いつ、どう、動くかは、中共が握っている。
つまり、中共が「行動の自由」を得た。
こと此所に至って、我が国がすべきことは、
アメリカのカーター国防長官が提唱した、
基地化工事の人工島の領有権を認めず、その12海里内を自由に航行すること、を
アメリカとともに実施することだ。
それをしなければ、南シナ海では、
1936年(昭和11年)3月の、
ヒトラーによる非武装地帯であったラインラント進駐と同じことが起こり始める。
つまり、今、何もしなければ、
中共による、南シナ海から東シナ海にかけての侵略を却ってけしかけることになるということだ。
ヒットラーは、ラインラント進駐に対して、
フランス、イギリスなどの諸国が傍観したのを見届けると、
二年後には(1938年)、
オーストリー併合とチェコスロバキアのズデーデン地方割譲を要求した。
つまり、列強のラインラント進駐黙認が、却ってヒットラーをけしかける結果になった。
従って、ヒットラー同様に、習近平も黙認すれば、けしかることになる。
今こそ、アメリカとの共同行動による対中圧力に転じるべきだ。
こういう時期に、昨日の国会議論のレベルは何だ。
幼稚園レベルだと言うと、幼稚園児が怒る。
集団的自衛権は不可だと、まだほざいている輩が、国会にうようよいる。
次ぎに、同様に切実な課題・・・北朝鮮に拉致された同胞の救出!
国会での党首討論で議論も出来ないのか。
拉致問題を、13年前の平成14年の小泉総理と金正日との「平壌宣言」の精神で解決するとのストックフォルムでの日朝合意から1年以上が経った。
それに従って一年前、北朝鮮の「口先」に対して日本は「行動」で応じて制裁を一部解除した。
それによって、朝鮮総連の親分が日本と北朝鮮を意気揚々と往き来できた。
しかし、拉致被害者救出には何の進展もない。北朝鮮は無視を決め込んでいる。
つまり、一年前の北朝鮮の「口先」は「ウソ」だったのだ。
即ち、日本の外務省局長は「騙された」ということだ。
思い返せば、「平壌宣言」自体が日本の小泉総理を騙した文書ではないか。
北朝鮮側が、日本に約束したことはことごとく破られている。
つまり、出発点から北朝鮮は「ウソ」をついたのだ。
従って、「平壌宣言」で残っている「約束」は、
日本が北朝鮮に対する巨額な請求権を放棄して巨額の金を支払うということだけ。
さらに、相手が騙して既に約束を破っている「平壌宣言」を、
またもやストックフォルムで掲げ直して「約束」したことも、
またまた、「ウソ」だったと判明した。
もうぼつぼつ、「平壌宣言」の精神など妄想で既にこの世に存在しないのだから、
外務省のようにそれにしがみつかずに
政治は、明確に「圧力」に方向を転じて拉致被害者救出に向けて動き出さねばならない。
それには、担当部署を外務省から自衛隊と警察にかえて、
相手に我が国の決意を思い知らすべきである。
もはや外交交渉ではない。
もはや待っておられるか、と。
その上で、拉致被害者救出は、徹底的な対北朝鮮圧力によって実現する。
断固として、自衛隊と警察に、救出を命令できる政治を構築することが、
即ち、拉致被害者救出である。
フォークランドをアルゼンチンが奪おうとしたとしたとき、
イギリスのサッチャー首相は言った。
「人命にかえても、我がイギリス領を守らねばならない。
何故なら、国際法が力に勝たねばならないからだ。」
安倍総理、言ってくれ。
「人名にかえても我が日本国民を救出しなければなならない。
何故なら、正義が無法に打ち勝たねばならないからだ。」
未だに、「平壌宣言」で騙されたことを認めずに、
その破綻した精神で北朝鮮と国交正常化交渉を続けている外務省の態度を見ていると、
次のイギリスのチャーチル首相の言葉がそっくりだと思い出した。
「考える能力が無いのか素人なのか・・・
何も決定しないことを決定し、
優柔不断でいることを決意し・・・
全力をあげて無能であろうとする。」
西村眞悟の時事通信より。