南海トラフ地震に備え大阪府で合同防災訓練
自衛隊はハルカス屋上へ通信機材運搬
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自衛隊によるあべのハルカス災害対処訓練 あべのハルカスのヘリポートで通信機器をおろす隊員ら=20日午前、大阪市阿倍野区(寺口純平撮影)
阪神大震災の教訓を生かし南海トラフ巨大地震に備えるため、大阪府は20日、府内市町村や府警、自衛隊などとともに府内各地で防災訓練を行った。
陸上自衛隊第36普通科連隊は大阪市阿倍野区の日本一高いビル「あべのハルカス」の屋上に災害対応用の通信機材を設置する訓練を行い、手順を確認した。
ハルカスは高さ約300メートルあり、周囲の建物などで通信が遮断される可能性が低く、最先端の耐震性能も備えている点を重視した。
訓練には隊員18人が参加。八尾駐屯地(同府八尾市)からヘリコプターで屋上ヘリポートに通信機材を運搬したほか、エレベーターが使えない状況にも備え、隊員6人が1階から約1600段の階段を使い、約1時間かけて機器を運んだ。
自衛隊によるあべのハルカス災害対処訓練 地上から運んだ通信機器をあべのハルカスの屋上に設置する隊員ら=20日午前、大阪市阿倍野区(寺口純平撮影)自衛隊によるあべのハルカス災害対処訓練 地上から階段を使って通信機器をあべのハルカスの屋上まで運搬する隊員ら(写真は途中の16階)=20日午前、大阪市阿倍野区(寺口純平撮影)
自衛隊によるあべのハルカス災害対処訓練 地上から階段を使って通信機器をあべのハルカスの屋上まで運搬する隊員ら=20日午前、大阪市阿倍野区(寺口純平撮影)
自衛隊によるあべのハルカス災害対処訓練 地上から階段を使って通信機器をあべのハルカスの屋上まで運搬した隊員ら=20日午前、大阪市阿倍野区(寺口純平撮影)