また何かを、「棚に上げる」
平成26年11月10日(月)
私は、かねてより言っていた、
安倍総理の最大の外交的功績は、総理就任以来、日中首脳会談をしていないことだ、と。
とはいえ、本日の午後、二年半ぶりに日中首脳会談が北京で行われると聞いている。
そこで、会談が終われば、どうせいつものように、
日中和解ムードが垂れ流されるのであるから、その前に言っておく。
三十六年前の一九七八年(昭和五十三年)八月十二日、北京で日中平和友好条約が締結され、
十月二十二日から二十九日まで、東京での批准セレモニーに出席する為に鄧小平が中共首脳として初めて我が国を訪問した。
そして、朝野は「日中友好」一色になった。
その結果、我が国は、
世界最大の「反日国家」と「核ミサイル大国」を生み出す世界最大の資金拠出国となった。
即ち、「日中友好」は、我が国と東アジアの最大の脅威としての共産党独裁国家を生み出す高速道路であった。
そこで、この危険な「日中友好」ムードが生まれる直前の条約締結交渉の最中に何があったかを思いだそう。
この直前、遙か南西海域の東シナ海尖閣諸島周辺に、突如、イナゴの群れのような中共の漁船が二百隻以上出現し、傍若無人に我が国領海内を走り回った。
もちろん、尖閣は中国固有の領土であり、その海域も中国の海である、日本のものではない、というのが中国漁船の言い分である。
福田内閣は、困惑して腰を抜かす。
すると、鄧小平が、ニコニコ笑って、尖閣は「棚に上げよう」と言った。
同時に、中国漁船が尖閣周辺からさーっと姿を消した。
これが、棚に上がった効果だった。
福田内閣は、ほっとして、「棚に上がった」ので安心した。
しかし、考えてみれば、自国の領土を他国に「棚に上げ」られて「安心する」馬鹿が何処にいる。
案の定、その結果はご承知の通りだ。
中共は、我が国の援助で国力と軍事力を蓄え、勝手に尖閣を「棚から下ろし」、
現在、漁船ではなく駆逐艦仕様の政府の「公船」で連日連夜、尖閣周辺領海を侵犯している。即ち、何時でも尖閣を武力で呑み込む体制を既成事実化した。
では、この度の久方ぶりの「日中首脳会談」が為される直前の現時点で何が起こっているのか。
我が国の東方海域、即ち、小笠原や伊豆諸島周辺の海域つまり「西太平洋」に二百隻以上の中国漁船が出現し、しつこくサンゴを奪っている。
その上で、中共側は、首脳会談の下交渉で、
安倍総理が靖国神社に参拝しないことと尖閣諸島の領有権問題を認めることを日本側に強く求めている。
これに対して、日本側は、「若干の認識の一致をみた」とすると共に、小笠原周辺の中国漁船を何とかして欲しいと、中共側にお願いしているという。
そして、本日午後に、首脳会談が行われるという次第だ。
この「若干の認識の一致をみた」であるが、我が国外務省は自画自賛しているので言っておく。
中共の外務大臣は、「若干の認識の一致をみた」上で、我が国外務大臣に、
「日本は正しい歴史認識を持ち、過去の侵略行為と訣別すべきだ」と堂々と言っておるではないか。
従って、我が国外務大臣も、「若干の認識の一致をみた」上で、
「安倍総理が、靖国神社に参拝することに中共がとやかく言う筋合いではない」、また、「尖閣は完全に我が国固有の領土である」と堂々と言うべきである。
こう言っておかなければ、安倍総理が本年や来年初頭に、靖国神社に参拝しなければ、中共に「安倍は、中国の意向に従った」と言う口実を与える。
要するに、我が国は、
「尖閣は我が国の固有の領土である」、「安倍総理は靖国神社に参拝する」とはっきり、
繰り返し繰り返し、朝から晩まで、中共に伝達するべきであり、
中共に首脳会談を受け入れるならば、「若干の認識の一致をみた」と言わすべきなのだ。
逆ではないか。
さて、「棚に上げる」であるが、
三十六年前と同じように、何かが「棚に上げられる」と思わざるを得ない。
それは、何かー?
それは、尖閣よりもはるかに広大な西太平洋だー!
何度も書いているように、我が国は無防備な長いお腹を、西太平洋に向けてさらしている。
西太平洋を制圧するものは我が国を制圧できる。
七十年前、敵がサイパンとテニアンを制圧して我が国本土を爆撃圏に入れ西太平洋の海空権を奪った時点で、
我が国の敗北が決定した。西太平洋とは、我が国にとって、国家の存立の懸かった海だ。
そして、この度、我が国が首脳会談で「お願い」した結果、
小笠原・伊豆諸島領海・排他的経済水域から中国漁船が出て行くかもしれない。
しかし、我が国は、それ以外の広大な西太平洋に、中共の軍事力が既成事実として存在し続けることを受け入れる事態になる。
従って、「棚に上がる」恐れがあるのは、我が国の西太平洋におけるプレゼンスである。
このことは、我が国のみならず、アメリカにとっても重大なことである。
七十年前は戦略爆撃機B29の航続距離が問題であった。
しかし、現在は、SLBM(潜水艦発射型ミサイル)の射程なのだ。
中共は、西太平洋に原子力潜水艦を遊弋させれば、他国(ロシア)の領空を飛ばずに、
直接ドンピシャリ、アメリカのニューヨークやワシントンを核弾頭ミサイルの射程に入れることができる。
以上の通り、中共は、尖閣だけを狙っているのではない。東シナ海と西太平洋を狙っているのだ。
そして、我々は、この度、西太平洋に新しい事態が仕掛けられつつあると知るべきである。
よって、
「日中首脳会談が二年半ぶりに開催された」、
「世界第二位と第三位の経済大国首脳の会談と緊密な関係構築は意味がある」、
というようなありきたりの評価に惑わされてはならない。
我が国は、早急に西太平洋のプレゼンスを高めるために、
海空軍力の強化を開始しなければならない。
同時に、国民の正確な地理的認識が国家の存立の為に必要なのであるから、
まずこれからは、
NHKや民放の天気予報の際にTV画面に掲げられる日本の地図は、
南はフィリピンから北はカムチャッカ、
西はチベット高原から東はサイパン・テニアンのカロライン諸島、
までを、常にTV画面で、毎日国民が眺められるようにしなければならない。
安倍総理の最大の外交的功績は、総理就任以来、日中首脳会談をしていないことだ、と。
とはいえ、本日の午後、二年半ぶりに日中首脳会談が北京で行われると聞いている。
そこで、会談が終われば、どうせいつものように、
日中和解ムードが垂れ流されるのであるから、その前に言っておく。
三十六年前の一九七八年(昭和五十三年)八月十二日、北京で日中平和友好条約が締結され、
十月二十二日から二十九日まで、東京での批准セレモニーに出席する為に鄧小平が中共首脳として初めて我が国を訪問した。
そして、朝野は「日中友好」一色になった。
その結果、我が国は、
世界最大の「反日国家」と「核ミサイル大国」を生み出す世界最大の資金拠出国となった。
即ち、「日中友好」は、我が国と東アジアの最大の脅威としての共産党独裁国家を生み出す高速道路であった。
そこで、この危険な「日中友好」ムードが生まれる直前の条約締結交渉の最中に何があったかを思いだそう。
この直前、遙か南西海域の東シナ海尖閣諸島周辺に、突如、イナゴの群れのような中共の漁船が二百隻以上出現し、傍若無人に我が国領海内を走り回った。
もちろん、尖閣は中国固有の領土であり、その海域も中国の海である、日本のものではない、というのが中国漁船の言い分である。
福田内閣は、困惑して腰を抜かす。
すると、鄧小平が、ニコニコ笑って、尖閣は「棚に上げよう」と言った。
同時に、中国漁船が尖閣周辺からさーっと姿を消した。
これが、棚に上がった効果だった。
福田内閣は、ほっとして、「棚に上がった」ので安心した。
しかし、考えてみれば、自国の領土を他国に「棚に上げ」られて「安心する」馬鹿が何処にいる。
案の定、その結果はご承知の通りだ。
中共は、我が国の援助で国力と軍事力を蓄え、勝手に尖閣を「棚から下ろし」、
現在、漁船ではなく駆逐艦仕様の政府の「公船」で連日連夜、尖閣周辺領海を侵犯している。即ち、何時でも尖閣を武力で呑み込む体制を既成事実化した。
では、この度の久方ぶりの「日中首脳会談」が為される直前の現時点で何が起こっているのか。
我が国の東方海域、即ち、小笠原や伊豆諸島周辺の海域つまり「西太平洋」に二百隻以上の中国漁船が出現し、しつこくサンゴを奪っている。
その上で、中共側は、首脳会談の下交渉で、
安倍総理が靖国神社に参拝しないことと尖閣諸島の領有権問題を認めることを日本側に強く求めている。
これに対して、日本側は、「若干の認識の一致をみた」とすると共に、小笠原周辺の中国漁船を何とかして欲しいと、中共側にお願いしているという。
そして、本日午後に、首脳会談が行われるという次第だ。
この「若干の認識の一致をみた」であるが、我が国外務省は自画自賛しているので言っておく。
中共の外務大臣は、「若干の認識の一致をみた」上で、我が国外務大臣に、
「日本は正しい歴史認識を持ち、過去の侵略行為と訣別すべきだ」と堂々と言っておるではないか。
従って、我が国外務大臣も、「若干の認識の一致をみた」上で、
「安倍総理が、靖国神社に参拝することに中共がとやかく言う筋合いではない」、また、「尖閣は完全に我が国固有の領土である」と堂々と言うべきである。
こう言っておかなければ、安倍総理が本年や来年初頭に、靖国神社に参拝しなければ、中共に「安倍は、中国の意向に従った」と言う口実を与える。
要するに、我が国は、
「尖閣は我が国の固有の領土である」、「安倍総理は靖国神社に参拝する」とはっきり、
繰り返し繰り返し、朝から晩まで、中共に伝達するべきであり、
中共に首脳会談を受け入れるならば、「若干の認識の一致をみた」と言わすべきなのだ。
逆ではないか。
さて、「棚に上げる」であるが、
三十六年前と同じように、何かが「棚に上げられる」と思わざるを得ない。
それは、何かー?
それは、尖閣よりもはるかに広大な西太平洋だー!
何度も書いているように、我が国は無防備な長いお腹を、西太平洋に向けてさらしている。
西太平洋を制圧するものは我が国を制圧できる。
七十年前、敵がサイパンとテニアンを制圧して我が国本土を爆撃圏に入れ西太平洋の海空権を奪った時点で、
我が国の敗北が決定した。西太平洋とは、我が国にとって、国家の存立の懸かった海だ。
そして、この度、我が国が首脳会談で「お願い」した結果、
小笠原・伊豆諸島領海・排他的経済水域から中国漁船が出て行くかもしれない。
しかし、我が国は、それ以外の広大な西太平洋に、中共の軍事力が既成事実として存在し続けることを受け入れる事態になる。
従って、「棚に上がる」恐れがあるのは、我が国の西太平洋におけるプレゼンスである。
このことは、我が国のみならず、アメリカにとっても重大なことである。
七十年前は戦略爆撃機B29の航続距離が問題であった。
しかし、現在は、SLBM(潜水艦発射型ミサイル)の射程なのだ。
中共は、西太平洋に原子力潜水艦を遊弋させれば、他国(ロシア)の領空を飛ばずに、
直接ドンピシャリ、アメリカのニューヨークやワシントンを核弾頭ミサイルの射程に入れることができる。
以上の通り、中共は、尖閣だけを狙っているのではない。東シナ海と西太平洋を狙っているのだ。
そして、我々は、この度、西太平洋に新しい事態が仕掛けられつつあると知るべきである。
よって、
「日中首脳会談が二年半ぶりに開催された」、
「世界第二位と第三位の経済大国首脳の会談と緊密な関係構築は意味がある」、
というようなありきたりの評価に惑わされてはならない。
我が国は、早急に西太平洋のプレゼンスを高めるために、
海空軍力の強化を開始しなければならない。
同時に、国民の正確な地理的認識が国家の存立の為に必要なのであるから、
まずこれからは、
NHKや民放の天気予報の際にTV画面に掲げられる日本の地図は、
南はフィリピンから北はカムチャッカ、
西はチベット高原から東はサイパン・テニアンのカロライン諸島、
までを、常にTV画面で、毎日国民が眺められるようにしなければならない。
西村眞悟の時事通信より。
2014年11月10日(星期一)
我有一些时间多说了,
最大的安倍首相,首相上任以来的外交成就,但中间峰会当天一直没有和。
这就是说,今天下午,我听说中间峰会当日首次在两年半的时间在北京举行。
因此,在完成谈判,反正像往常一样结束后,
由于这一天在和解气氛流入淋漓,我之前已经告诉。
1978年(1978年)8月12日三十六年前,那天和平友好条约在北京期间签订,
10月22日至29日,第一次为了出席在东京的批准仪式访问日本的邓小平中国共产党的领导人。
而且,朝野成了“一天中友谊”的色彩。
其结果,日本
世界上最大的“抗日”创造“核导弹的超级大国”,成为世界上最大的资助国。
换句话说,“天中友谊”是产生共产党独裁统治的日本和东亚的最大威胁公路。
所以,我会记得在之前的心情是天生这种危险的“日中国友好”条约谈判之中。
这之前,围绕尖阁诸岛东中国海远西南部海域,突然,渔船,如蝗虫群的中共出现了200艘以上,是我国领海各地跑悍然。
当然,尖阁是一个独特的中国领土,其海域也是中国海的,而不是那些日本,是,中国渔船的故事。
福田内阁,跳过难住了腰。
随后,邓小平,笑面带微笑,尖阁有人说,“试图提高货架”。
与此同时,中国渔船被关在萨~津市和外观来自各地的尖阁列岛。
这就是,上升了货架上的效果。
福田内阁,并释然了,我松了一口气,因为“走到货架上”。
但是,如果你仔细想想,是由“向上货架上”到其他国家的领土“安心”在哪里都是白痴。
果然,但是你也知道结果。
中国共产党,累积国力和军事力量在日本的协助下,“下来的架子”未经许可尖阁,
目前,在驱逐舰规范的政府,而不是一艘渔船一天一夜的“公船”,你已经违反了尖阁列岛周围海域。换句话说,一个系统吞下随时尖阁武力我是既成事实。
所以,在看到的那一刻会发生什么只是“中等峰会上的日子”是由这个时候前。
日本东部海域,即200艘以上的中国渔船的出现了小笠原和伊豆诸岛周边海域或“西太平洋”,你剥夺了持续的珊瑚。
最重要的是,中国共产党的一面,在本次峰会的谈判,
首相安倍晋三极力争取,承认尖阁群岛的主权问题和靖国神社在日本一边不拜。
与此相反,日本方面,以及在“看到一些识别的匹配”,希望以某种方式围绕小笠原中国渔船,那就是要求中共一边。
而且,在下午,这是由执行该峰会。
而正是这种“看到了一些识别的匹配”,我说,因为日本外务省一直沾沾自喜。
对中国共产党的外交部长是,在“看到了一些认可的比赛”,在外交大臣的日本,
“日本有一个正确认识历史,过去应该是侵略和离别的行为”不要尼克说富豪。
因此,日本外务大臣,在“看到了一些识别的匹配”,
“安倍首相,不配共产党狡辩说要拜在靖国神社”,还“尖阁完全是日本特有的领土”应该说帝王。
如果你不坚持说,早在安倍首相在今年和明年,如果不是拜在靖国神社,“安倍晋三,根据中国的意图”共产党中国所作的辩解说。
总之,日本
“尖阁列岛是日本的固有领土”,明确了“首相安倍晋三拜,在靖国神社”,
重复再重复,从早忙到晚,应该转移到了中国共产党,
如果你接受峰会中国共产党,我就要说和“看到一些认识的匹配”。
不要颠倒。
现在,这是一个“抬高货架”,
以同样的方式作为36年前,东西就不禁想到“被提升到货架”。
它是什么了?
这是更为广阔的西太平洋大新比尖阁!
由于写了很多次,我们的国家很容易长肚子,暴露对西太平洋。
那些淹没在西太平洋可以征服我们的国家。
七十年前,当时的敌人抢了海天西太平洋的权利都装在一个轰炸区的塞班和天宁的日本大陆完全控制,
日本败局已定。和西太平洋,对日本来说,那就是把国家的存在大海。
而且,这一次,结果是,日本“要求”在峰会上,
中国渔船可能来自小笠原,伊豆诸岛领海,专属经济区出去。
然而,日本,它在广袤的西部地区相比,中国共产党的军事力量就变成了情况,接受继续存在,作为一个既成事实等。
因此,“到架子上,”恐惧是我们在西太平洋国家设有办事处。
这不仅是日本,是它也是美国至关重要。
战略轰炸机B29的七十年前的巡航距离一直是个问题。
然而,目前,它是一个范围潜射弹道导弹(潜射导弹)的。
俄罗斯是,如果进入遊弋核潜艇在西太平洋地区,不飞其他国家的领空(俄罗斯),
直接,就可以把纽约和华盛顿的美国的核弹头导弹的范围。
如上所述,中共是不是你的目的只有尖阁。而他的目标是中国东海和西太平洋。
而我们,这个时候,应该知道什么时候出现,而新的形势下被种植在西太平洋。
因此,
“中峰会当天举行的第一次在两年半的时间”,
“汇世界两个经济大国首脑会议和三个密切关系的建设有一个意思”,
它必须不被世俗的评价被误导,例如说。
对于日本来说,尽快提高地西太平洋的存在,
它必须开始加强海空力量。
与此同时,由于人们的确切地理位置的识别,需要对国家的存在,
首先是未来,
列出在电视屏幕上的地图时,日本NHK和私营广播的天气预报,
南向北从菲律宾堪察加,
西起青藏高原东部塞班岛,天宁岛加罗林群岛,
向上,始终电视画面,必须是这样的人,每天都在看。