西村眞悟の時事通信より。
No.955 平成26年 3月30日(日)
三月下旬は、寸暇を惜しんで「別冊正論」第21号(四月二十二日発売予定)の原稿書きに熱中したので、今まで時事通信をかけなかった。
しかし、その間、韓国の大統領の朴女史が、安倍総理の韓国語での呼びかけに整形特有の表情でしらーとしている画面を見、
その時に日韓首脳の間に座っていたアメリカのオバマ大統領の奥さんが、中共を訪れて無意味な各地訪問(つまり中国共産党の宣伝)をしていた。
そして、その中共の習近平主席が、ドイツを訪れ、ベルリンで執拗に日本を非難し、日本軍が南京で三十万人を虐殺したとか、支那全土で三千五百万人の支那人を殺したとか嘘を言っていた。
まず、オバマ政権、これはもう、我が国の民主党政権と同じくらいの最低の政権だと見切っておいたほうがいい。
かつて明治の日露戦争時に外務大臣を勤めた外交官の小村寿太郎が、「何故、閣下は、外遊にご夫人を同伴なさらないのですか」と聞かれたとき、
「かかあを連れて、世界中に恥をまき散らしたくないからだ」と答えたという。
今、オバマ大統領の、かかあと娘二人は、中共でアメリカ政権の頼りなさを宣伝しているのだ。
それにしても、娘まで連れてとは。
アメリカには、公私の分をわきまえるという節度はないようだ。
その政権が、国防費を削減しながら、
我が国が核武装する方向に傾くのではないかと懸念しているという。
馬鹿馬鹿しい。
やるときは勝手にやる。これが独立国である。
次に、中韓の首脳のこと。
彼らの文明は、「嘘をつくことは悪くない」という文明である。 反対に言えば、「騙されるのが悪い」という文明。
我が国は「嘘をつくことは悪いことだ」という文明である。
従って、彼らの「従軍慰安婦強制連行による性奴隷化」とか「南京で三十万人虐殺」とか「日本軍による三千五百万人殺害」だとかの嘘に対しては、
「嘘、ウソ、嘘!うそには絶対騙されない」と言い続けることが、彼らの「倫理観」に合致する対応なのだ。
もともと真実だと思って言っている連中ではないのだから。
その上で、「現在というリング」の上で闘うべきだ。
そもそも中国共産党は、現在、何人を虐殺しているのか。
現在、何人の人権を蹂躙し、チベット、ウイグルで何をしているのか。
文化大革命で何人を殺したのか。
大躍進で何人を餓死させたのか。
スターリンは二千万人を粛正して殺した。
毛沢東は何千万人殺したのか。
黄河の堤防を決壊させて何人を殺したのか(昭和十三年)。
こういう大虐殺をしてきた政権が、今も軍備を増強していること自体が人類の正義への挑戦ではないか。
この点検を今までおろそかにしていたこと自体が怠慢である。
よって、習近平が、世界中で日本非難のウソを吹聴して恥を晒しているのならば、我が国は「現在の中国共産党による惨害」を世界中で徹底的に糾弾し続けるべきである。
次に、同様に「日本による慰安婦強制連行・性奴隷化」のウソを吹聴する韓国について。
韓国は、現在も「売春大国」である。
売春は、違法であり必ずその背後に違法な地下組織がある。
そして、韓国政府が認めるように韓国人売春婦は、アメリカ、オーストラリアそして日本にそれぞれ数万人(総数二十数万人)いて「商売」をしている。
従って、我が国は、我が国内の韓国人売春組織と売春婦を徹底的に検挙して実態を解明し、我が国の夜の街の健全な治安を回復するべきである。
さらにアメリカやオーストラリアにも同様のことを呼びかけるべきだ。
そうすれば、韓国人売春の実態が明らかになり、
同時に、これが七十年前にも存在した韓国人の「伝統産業」であることが裏付けられる。
以上、春の雨の今朝、腹ふくるることを記した次第。