「勝って兜(かぶと)の緒を締めよ」 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 

【宮嶋茂樹の直球&曲球】平昌五輪が反日宣伝の絶好の舞台


 ソチ五輪が一応終わった。東郷平八郎の言葉を忘れるべきではない。「勝って兜(かぶと)の緒を締めよ」。いまだ五輪ボケから覚めてない国民もおるんとちゃうか? 4年後の冬季五輪の開催地は韓国の平昌なんやで。雪もゼニもないのにホンマに開催できるんか? と周りは今から不安丸出しやが、そりゃあやる。

 ゼニなら“おめでたい左マキ”の日本人から巻き上げたらエエし、雪も“左マキの日本の自治体”との共同開催という手も残されとる。どんなことしてでも韓国人は五輪を平昌で開催する。なぜなら五輪が反日宣伝の絶好の舞台になるから。さらに6年後の東京五輪をおとしめる一石二鳥の効果があるからである。

 他人の嫌がらせやらせたら、韓国人は中国人も舌を巻くほどうまいのは、ソチ五輪のショートトラック競技や閉会式をめぐる「中韓の醜い泥仕合」を見るまでもない。みとってみい、この4年間で平昌の街中に、いや朝鮮半島中に、ホントはいない“強制連行の従軍慰安婦”の悪趣味な像と、何カ国語かで書かれた竹島の看板が立ち並ぶ。10万ウォン賭けてもエエわ。

 旭日旗を法律で禁止しよったみたいに、日の丸も「君が代」も禁止にする。そうなったら日本人選手が金メダルとっても日の丸は揚がらん、「君が代」は流されん。

 「そんなアホな」と開いた口が塞(ふさ)がらんそこのセンセイ…アンタの平和ボケ、五輪ボケは重症や。日本の対馬から奪い取った仏像はパクリ放題、靖国神社に火つけた中国人は釈放するわ、すでに国同士で決着した朝鮮人労働者を雇用していた日本企業への賠償命令…韓国の裁判所は国際法も国際常識も無視。日本人を困らせるためやったら何やっても許されると思うとる。

しかしそこで五輪出たいがために日本が折れたら、それこそ思うツボ、次は天皇陛下が訪韓しての謝罪を求めてきよう。そんな言いがかりに平昌五輪ボイコットしてでも毅然(きぜん)と「ノー」という覚悟があるか。いやあ…ムリか。日本の国会議員というよりも中韓の代理人がふさわしいセンセイ方が与党内でいまだにブイブイいわせとるからのお。

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【プロフィル】宮嶋茂樹

 みやじま・しげき カメラマン。1961年、兵庫県出身。日大卒。写真週刊誌を経てフリーに。東京拘置所収監中の麻原彰晃死刑囚や、北朝鮮の金正日総書記をとらえたスクープ写真を連発。写真集に「MIGHTY FLEET 精強なる日本艦隊」など。