「コブラゴールド」 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 



自衛隊機で邦人退避訓練「コブラゴールド」タイの多国間演習で初。

産経ニュース

タイ東部のウタパオ空軍基地で行われた邦人退避訓練で、自衛隊員に誘導され輸送機に乗り込む在タイ日本大使館員と家族=16日(共同)

 米軍とタイ軍が主催し、日韓など計7カ国が参加する東南アジア最大級の多国間軍事演習「コブラゴールド」の一環として、大規模地震に襲われた日本人を自衛隊が退避させる訓練が16日、タイ東部のウタパオ空軍基地で行われた。

 邦人退避訓練は今年で7回目。これまでは米軍の大型輸送ヘリコプターなどの提供を受けていたが、今回は航空自衛隊小牧基地から派遣されたC130輸送機1機を初めて使用した。

 訓練は震度7の地震が発生し、治安が悪化したとの状況を想定。自衛隊員のほか、アジアや中東などの日本の在外公館の警備担当者、在タイ日本大使館員ら約120人が参加した。

 訓練を指揮した防衛省統合幕僚監部の坂元秀明1等陸佐は「限られた資源の中で即席の準備で行うため、現実に即した形で訓練ができる」と話した。(共同)