本紙編集委員が「神話」をテーマに講演、古事記に見る“いまの指針”
大阪で建国記念日の「集い」
産経ウェスト講演する安本寿久編集委員=11日午後、大阪市中央区の大阪府神社庁会館(村本聡撮影)
「建国記念の日をお祝いする府民の集い」(日本会議大阪主催)が11日、大阪市内で開かれ、本紙で昨年まで連載された「日本人の源流・神話を訪ねて」の連載キャップの安本寿久(としひさ)編集委員が「記者が語る日本の神話」と題して講演した。
安本氏は古事記を取り上げ、「古事記には昔の物語が書いてあるだけでなく、いまの指針が書かれている」と解説した。日本の「水に流す文化」が古事記が描く「禊(みそぎ)による神生み」の背景にあるとした上で、過去のことで日本の批判を繰り返す中国や韓国とは国民性が違うと強調。適度な距離感を持って付き合うことの重要性を指摘した。
集いでは、日本会議大阪の千家敬麿(せんげよしまろ)議長が「日本再生のため、政権が安定している今こそ、憲法改正を実現させたい」とあいさつ。連載を担当した若手記者2人も取材でのエピソードを語った。