散策される両陛下。時事通信
天皇、皇后両陛下は5日、静養のため神奈川県葉山町の葉山御用邸に入り、午後に「小磯の鼻」と呼ばれる御用邸裏の海岸を散策された。
時折晴れ間がのぞく空の下、両陛下は腕を組んで歩きながら、昨年10月に台風26号による土石流災害があった伊豆大島や江の島の方角などをご覧になった。集まった人たちと言葉を交わされた陛下は「思ったより寒くないですね」と笑顔で話しかけられた。
1歳3カ月の長女を抱いていた同町の関屋智子さん(36)は「皇后陛下に娘の頬を触っていただき、『寒くないですか』と声を掛けてもらいました」と話していた。
両陛下は9日まで滞在される予定。
御用邸裏の海岸を散策される天皇、皇后両陛下=5日午後、神奈川県葉山町(大山実撮影)
御用邸裏の海岸を散策、住民らと歓談される天皇、皇后両陛下=5日午後、神奈川県葉山町(大山実撮影)
御用邸裏の海岸を散策され、住民らに手を振る天皇、皇后両陛下=5日午後、神奈川県葉山町(大山実撮影)
御用邸裏の海岸を散策、住民らと歓談された後、御用邸に引き上げる天皇、皇后両陛下=5日午後、神奈川県葉山町(大山実撮影)