(8日・月/宮内庁発表分)
【午前】
陛下 ご執務(皇居・御所)
両陛下 第69回日本芸術院授賞式ご臨席
(東京都台東区・日本芸術院会館)
【午後】
両陛下 茶会《日本芸術院賞受賞者および新会員ら》(皇居・宮殿)
陛下 高裁長官の認証官任命式(宮殿)
日本芸術院賞の授賞式にご臨席された天皇、皇后両陛下。中央は恩賜賞を贈られた槙文彦さん=8日午前、東京・上野の日本芸術院会館
両陛下、日本芸術院授賞式にご臨席。
天皇、皇后両陛下は8日、東京・上野の日本芸術院会館で、芸術で大きな業績を残した人に贈られる「第69回日本芸術院授賞式」に臨席された。
今回の受賞者は8人。このうち建築家の槙文彦さん(84)、生田流箏曲家の米川文子さん(86)の2人は、恩賜賞にも輝いた。両陛下は、受賞者の作品展示などを鑑賞後、式に臨まれた。三浦朱門院長から賞が授与されると、拍手を送られた。
両陛下、インドご訪問正式決定。
11月30日から約1週間。
天皇、皇后両陛下がインドを公式訪問されることが、9日の閣議で正式に決まった。日印は昨年に国交樹立60周年を迎えており、インドから招待を受けていた。11月30日から12月6日の日程となる予定。両陛下がインドを訪問されるのは4度目だが、陛下の即位後は初。
宮内庁によると、検討中の日程では、両陛下は30日に東京を出発して、北部のデリーにご到着。歓迎行事や晩餐(ばんさん)会、大統領との会見などに臨まれる。12月4日には南部の主要都市で、2004年のスマトラ島沖地震に伴うインド洋大津波で大きな被害を受けたチェンナイも訪問される。
チェンナイは即位前も含めて、初のご訪問となる。詳細な日程は、今後両国間で協議して決める。
インドまでの飛行時間は約8時間。12月のデリー、チェンナイは比較的過ごしやすい気温で、今年、陛下が80歳、皇后さまが79歳を迎えられるという年齢や体調にも配慮して、この時期の訪問が決まった。宮内庁は過度のご負担にならないようスケジュールを調整する。
両陛下のインドご訪問は、今年4月に日本政府が発表。5月に日本で行われた両国首相の会談でも確認されていた。