天皇・皇后両陛下ご動静。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 





(宮内庁発表分/11日・月)

 

【午後】

 

  両陛下 東日本大震災二周年追悼式ご臨席(東京都千代田区・国立劇場)

 

  両陛下 宮内庁総務課長から説明お受けに《地方ご訪問について》

                                  (皇居・御所)




両陛下、追悼式ご臨席。



 天皇陛下は11日の「東日本大震災二周年追悼式」に、心臓手術を受け退院した直後だった昨年の2倍以上の約50分間、皇后さまとともに臨席された。陛下はお言葉の中で、昨年自ら被災地を訪れた経験を踏まえ、被災者について「この人々のことを、私どもはこれからも常に見守り、この苦しみを、少しでも分かち合っていくことが大切だとの思いを新たにしています」と述べられた。

 追悼式では、陛下はモーニング、皇后さまは和服姿で、並んで「東日本大震災犠牲者之霊」の標柱に深々と礼をささげ、午後2時46分には黙祷して犠牲者の冥福を祈られた。陛下は救援活動に当たった関係者のほか、出席した駐日大使らを前に各国の善意にも礼を述べられた。

 これに先立つ今月4日には、お住まいの皇居・御所で、根本匠復興相らから最近の被災地の復興状況について説明を聞かれた。30分程度の予定だったが、強い関心を寄せられ、予定を大幅に上回る1時間半が経過するころまで続いたという。2月28日に発熱が確認され、前日まで療養していた皇后さまも、マスクをつけて臨まれた。

 側近は「普段から関連のニュースに熱心に目を通し、時には資料を集めるよう側近に指示をされている。両陛下の被災地へのお気持ちはまったく変わっていないと感じる」と話す。

 陛下は、追悼式についても大切に考えられてきた。心臓の冠動脈バイパス手術を受け、退院から1週間後に開催された昨年の一周年追悼式では、20分間に限定してご臨席。79歳を迎えるのを前にした昨年12月の記者会見では「一周年追悼式に出席したいという希望をお話しし、それに間に合うように手術を行っていただきました」と述べ、出席を最優先に考えて手術を決断したことを明かされている。

 両陛下は昨年5月には仙台市で仮設住宅を訪問された。退院間もない陛下のご体調を心配する声もあったが、「被災者をどうしても見舞いたい」というご意向を受けて決まった。同月の英国ご訪問では、支援活動に尽力した人々に、感謝の思いを英語で伝えられた。

 昨年10月には福島第1原発に近い福島県川内村で、かねて希望していた放射能汚染除去の様子をご覧になった。

 宮内庁関係者によると、今夏には岩手県の被災地訪問も検討されている。









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