評価額約26億円 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 








朝鮮総連中央本部の競売、来月に入札




在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)に債権を持つ整理回収機構(RCC)が強制執行(競売)を申し立てていた朝鮮総連中央本部(東京都千代田区)の土地・建物について、東京地裁が競売を公告したことが分かった。公告は25日付。入札の下限である買い受け可能価額は約21億3460万円。入札期間は3月12~19日で、26日に開札し、29日に売却先を決定する。

 公告によると、中央本部の土地は約2390平方メートル。鉄筋コンクリート製、地上10階、地下2階建ての建物の延べ床面積は1万1740平方メートル。

 不動産鑑定士による評価書によると、評価額は約26億6800万円。JR飯田橋駅徒歩約4分の好立地だが「東日本大震災で壁に亀裂が入るなどし、建物を十全に使用するには、大規模修繕を行う必要がある」としている。

 RCCは、経営破綻した在日朝鮮人系信用組合から不良債権を引き継ぎ、このうち約627億円については、全額の支払いを総連に命じた平成19年の東京地裁判決が確定した。登記上、中央本部の所有者は「合資会社朝鮮中央会館管理会」となっているが、実質的な所有者が総連であることの確認などを求めた別の訴訟でも、昨年6月、最高裁でRCCの勝訴が確定。RCCの申し立てを受けて、地裁が同年7月に競売手続きの開始を決定していた。