「週間捏造自身」は今週も捏造満載です。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 





夕刻の備忘録 様のブログより。




マスコミの「捏造病」は益々重く、僅かに改善される気配すらないまま、いよいよ末期に差し掛かっている。まさに御臨終間近である。調べれば直ぐボロが出るような記事を、平気な顔で書き捨てる。現状の支配層は「例の連中」である。彼等の脳味噌はあの学生運動の時代から、何も変わっていない。インターネットも無ければ、携帯電話も無い、あの時代の感覚のママで、未だに暮らしているのだ。内閣総理大臣がネットを駆使して、直接国民と関わることが出来るこの時代に、未だに幼稚な捏造が通用すると思っているのだ。

「女性自身 2月12日号」の記事を読んでびっくりいたしました。
「安倍昭恵さん~首相公邸台所改装費に税金一千万円」と題された記事。
記事を要約すると、
『「2007年の首相辞任は、自分がきっちり夫の健康管理をしてあげられなかったからだ」との後悔の念を強くもっている昭恵が「今度は前回以上に食事の面から夫をサポートしていかなければ」との思いから、首相公邸の台所を1000万円(税金)かけて改装するよう指示している。(自民党関係者からの話)』
・・・という内容です。
今更ではありますが、とんでもない捏造記事です。
私も昭恵も首相公邸のリフォームはおろか、ハウスクリーニングさえ依頼した事はありません。
公邸に移るにあたって清掃や空調点検、あるいは壁穴の補修作業が入るというのは通例ですが、本来こちらが依頼し行うというものではありませんし、金額についても1000万円もかかる大げさな工事はもちろんありません。
編集された方、どうかご訂正をお願いします。

 http://www.facebook.com/photo.php?fbid=304416956348421

これは安倍首相が自らのフェイスブックに掲載された反論である。これに対して『女性自身の編集部では2月2日、「編集部が休みで、対応できる者がいない」 と話している』そうである。一国の総理の名誉を毀損しておいて、自分達は休暇中である。嘘を書いて当事者を貶め、読者を裏切る。出版業として、最低最悪の所業を行っておきながら、責任者は緊急対応すら取らない。これでよくもまあ、企業の事故対応を批判できるものである。この辺りにも人品骨柄の卑しさが滲み出ている。

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この記事は単なる捏造記事ではない、極めて悪質なものである。先ず、未だに「安倍首相の病気」をネタにして話の根幹を作っている。そして、それに対して奥様が「内助の功」を発揮せんと、色々と周辺の環境に注意しているかの如く書いて、一目「美談」であるかのように読者に思わせ、主な読者層である女性の感情を擽るように工夫した後で、それが一千万円という巨額の改修費を必要とするものであり、しかもそれが個人費用ではなく、国費であると結ぶことによって、美談は一転して「浪費癖のダメ嫁物語」へと堕ちるようになっている。これは捏造マスコミの定番の手口とはいえ、主婦層に食い込む要素を多く含んだ実に手の混んだものなのである。

さらに、そのソースはマスコミ毎度お馴染みの「自民党関係者からの話」という人物不明のものであるが、その人物が本当に実在するかどうかも怪しく、存在自体が捏造である可能性も高い。また、読者のほとんどが、「党員という名の自民党関係者が全国で約八十万人も居る」ことを知らないことを利用して、如何にも記事に信憑性があるかの如く偽装している。自民党党員には「日本国籍さえあれば」誰でもなれるので、例えば記者が党員になれば、どんな記事にでも「自民党関係者の話」として、自分の妄想を書くことができるわけである。

この手の雑誌を熱心に読む人は、今回の記事にも間違いなく騙されるだろう。店の順番待ちで待合の雑誌として、流し読みする人の場合でも、「またしても自民党か」という印象だけ植え付けられて、叮嚀に読まないことで逆に「出版社の意図に嵌る」結果になる。従って、捏造の効果は絶大なのである。故に確信犯どもは、今日もまた捏造に励むのである。

自民党の会合は「料亭」であり、民主党の場合は同じ店が「日本料理店」となる。自民党の場合は「派閥」であり、民主党の場合は「グループ」である。今、マスコミは躍起になって「閣内不一致」のネタを捜しているが、民主党政権時代は、朝から晩まで各人各様に勝手なことを口走っていても、「内閣内には様々な意見があり……」と書いていたのである。

「話半分に聞いている」という人でも、これらの徹底した対自民工作を知らない限り、「真実はどうか知らないけれど、実際何もなければ、ここまで書かれないだろう」という「普通の感覚」が勝ってしまう。格言:「火のない所に煙は立たぬ」は成り立たない。何も無くても書くのがマスコミなのである。マスコミが最も期待していることは、日本国民が末永くこの「現状に合わない格言」に縋り続けることである。国民がこの格言から脱しない限り、マスコミは永遠に「煙を立て続ける」のである。

どれだけ首相が真正面から反論したところで、それでも騙される人は後を絶たないのである。要するに「騙した者勝ち」である。そして、恐らくは安倍首相の反論までも織り込み済みだろう。そして、媒体を変え、時期を変えたところで、「こんな小さな記事にまで一々本人がクレームを付けてくる、それほど総理は暇なのか」と書くつもりなのだ。

クズは何処までもクズなので、全く油断ならないのである。この状況を変えるには、我々の地道な口コミにより、マスコミを倒すしかない。これは自民党を支持するか他党を支持するか、という政治問題ではない。嘘に金を払うか、事実に払うか、嘘吐きの生活を支援してやるのか、真摯に生きる人達を護るのか、そのどちらを選ぶのかという人倫の問題なのだ。