【宮内庁】
http://www.yamatopress.com/c/36/184/6700/
天皇皇后両陛下には,さる23日から27日にかけて,宮内庁病院及び東大病院において定期のご検査をお受けになりました。さまざまなご検査の結果,両陛下ともに,お身体の状況は概ねお健やかであられ,当面,ご日程の変更をお願いする必要はないことが判明致しました。
しかしながら,天皇陛下にはご高齢であられること,また,前立腺癌ご手術を契機に行われてきたホルモン療法に起因する骨粗鬆症に進行が認められること等から,適度なご運動を続けて頂くとともに,ご生活面で過度な負荷がかかることはお避け頂くこと等が今後の課題として挙げられました。
皇后陛下も天皇陛下と同様にご高齢であられること,頚椎症性神経根症の進行が見られること等から,行事はじめご生活全般にわたり過度なご負担はお避け頂きたく,特に頚椎に関しては,激しい衝撃や負荷がかかるような状況をくれぐれも減らして頂くこと等が今後の課題として挙げられました。
平成25年1月31日:皇室医務主管