国会に和服集団が出現!
三原じゅん子参院議員は白と黒の絵柄。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130130/plt1301301215003-n1.htm
着物姿の稲田朋美行革相(右)と森雅子少子化相
通常国会召集日の28日、衆参約100人の議員がきもの姿で国会に登院した。特に、色鮮やかな晴れ着に身を包んだ女性議員は、いつもは殺風景な国会議事堂を華やかにした。毎年恒例の行事だが、一体いつから、何の目的で始まったのか。
女優出身である自民党の三原じゅん子参院議員(48)は白と黒の絵柄、日本維新の会の上西小百合衆院議員(29)はピンク系…。
与野党が激突する国会だが、この日だけは党派関係なく、和気あいあいと写真撮影に応じた。
この一団の多くは超党派の「和装振興議員連盟」(伊吹文明会長、野田聖子事務局長)の面々。昨年末に事務局から全国会議員に対し、きもの着用で登院を呼びかける案内を出していた。
事務局を担当する社団法人「全日本きものコンサルタント協会」などによると、同議連は1973年2月、「日本伝統のきものを広く知ってもらいたい」という協会側の希望に、長谷川四郎元衆院副議長らが賛同して「きもの議員連盟」発足。3年後に改称した。
野田事務所によると、29日現在、議連には110人以上が所属。自民党、公明党、民主党、日本維新の会など与野党の議員が名前を連ねる。議員数が少ないためか社民党はいないという。
きものは着付けが難しい。28日には協会のスタッフ約30人が議員会館を訪れ、約80人の着付けを手伝ったという。