悪徳を許せば自らも悪徳へと堕ちる。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 





夕刻の備忘録 様のブログより。




言葉に鈍感になってはならない。
不正に慣れてはならない。
悪徳を許してはならない。

我々国民に出来ることは、先ず自らを正しく律することである。日本人として、日本国の代表として、誇り高く生きることである。何度も繰り返し書いてきたように、靖國参拝は「国民の問題」であり、政治家の問題ではない。不当な圧力を加える国に対する制裁は、「国民の意識の問題」であり、政府の方針云々ではない。彼等は我々の代行者となるだけであって、日本のあらゆる問題の主は我々なのだ。

百万国民の靖國参拝が「祝日の常識」になり、個人としての不買、「個人的な経済制裁」が当たり前に徹底されない限り、政治家に不満をぶつけても、実に虚しい限りである。国家は政治家のものでもなければ、官僚のものでもない、我々のものだ。過去、現在、未来の全ての日本人のものなのだ。

ならば、全ては我々が先導することによって動き出す。政治家はそれをまとめ、官僚はより動き易いように周辺環境の整備を行う。それが当たり前にならなければ、日本は何時まで経っても正常化されない。「主役が昼寝を決め込んでいる」ようでは、意図をもって攪乱しようとする者達の餌食になったままである。

天皇陛下が免許更新の高齢者講習 79歳、皇居内走り
 天皇陛下は11日、70歳以上のドライバーが自動車運転免許を更新する際に義務付けられている高齢者講習を、皇居内で受けられた。陛下は79歳の現在も皇居内でテニスや散歩に出かける際に、マイカーを運転している。
 宮内庁関係者によると、住まいの御所で視力などの適性検査を受けた後、東御苑で実際に車を運転しながら、同乗した警視庁の担当者から指導を受けた。
 陛下は1954年に免許を取得。70歳以上に達した2007年から3年ごとに受けている。
 陛下の愛車は91年式の国産乗用車。ゆっくりとした運転ながら、側近は「忙しい公務の合間の楽しみになっている」と話している。
2013/01/11 17:38【共同通信】



この記事を読まれて、何も感じないようなら、既に政治家を云々する資格はない。日本国民たる資格すら失っている。『陛下は……運転している』『陛下は……適性検査を受けた』『陛下は……運転しながら……指導を受けた』『陛下は……3年ごとに受けている』。これは「不敬」などという生易しいものではない。非常識、無教養などという言葉を幾ら並べても、この確信犯どもには痛くも痒くもない。

共同通信の社員は、一度これらの文の主語に自社の「代表取締役・石川聰」を当て嵌めてみよ。そしてそれを大声で言って回れ。それがどれほど自社の信用を傷付け、己自身の人格を疑われる行為か。度胸があるならやってみろ!

しかし、最大の問題は、異常者集団であるマスコミそのものにはない。こうした輩に適切な指導もせず、放置してきた宮内庁にある。そして、その宮内庁に適切な抗議を怠ってきた我々日本国民にある。

因みに同じ日の出来事が「産経」では次のように記されている。

天皇陛下、高齢者講習受けられる
 天皇陛下は11日、自動車の運転免許を更新するため、70歳以上が対象の高齢者講習を皇居で受けられた。
 宮内庁関係者によると、お住まいの御所で視力などの適性検査を受けたり、警視庁の担当者が同乗する車を東御苑で運転したりされた。
 昭和29年に免許を取得した陛下は、平成19年から3年ごとに受けられている。昨年12月に79歳になった陛下は、皇后さまとテニスをする際などに、時折、皇居内でマイカーであるマニュアルの国産車を運転されている。

 http://sankei.jp.msn.com/life/news/130112/imp13011200110000-n1.htm

これとて合格点にはほど遠いが、流石に共同通信よりはまだマシである。何れにしても、マスコミ人がまともな日本語も使えず、ましてや「一般的な手本となる文」を書ける者など一人として居ないことが、明確に示されている事例である。彼等は記事内容の偏向・捏造以前に、母語すら使えない「異邦人」なのである。

にも関わらず、彼等は「学校教育に新聞を!」などと寝言を言い続け、実際にこうした異常者達に汚染されている学校は、極めて多数に及んでいる。さらに加えて、「マスコミだけは別枠にしろ」と叫んで、消費増税から逃れるために必死のキャンペーンを張っているのである。盗人猛々しいとは、まさにこのことである。

御皇室の存在は、日本文化の基軸である。我々は皇室行事を知り、その意味を学ぶことで、千年二千年の時の流れを一望することが出来るのだ。世界の中でこれほどの特権的位置に居るのは我々日本国民だけなのだ。陛下の御言葉、それを記す文字、その表現を学ぶことで、正しい日本語とは何か、正しい敬語とは如何なるものか、それを身に滲みて感じることが出来る。その極めて貴重な機会を、マスコミは我々から奪っているのだ。これほど子供達の教育に悪いものは他にない。

国旗国歌を冒涜すると同時に、彼等は直接的に陛下を冒涜し、日本国そのものを貶めているのだ。そんな物をわざわざ金を払って購入し、学校教育の現場に持ち込ませている。知らなかった、では済まされない問題である。陛下を侮辱する者に金を渡し、自分達の子供から「言葉を奪う行為」に加担しているのだ。ここまでの鈍感は既に罪である。

国を護ることは決して難しいことではない。こうした輩を殲滅するために、新聞購読を止めるだけでいいのだ。生活の便利を優先して、悪徳を容認することは、即ち悪徳であることを自覚すべきである。そうだ、新聞を購読することは悪徳なのだ。現状のマスコミを容認することは、人の道に反する行為なのだ。

テロリストに資金提供する者は、テロリストである。テロリストの子供が不利益を蒙ることを、テロリストたるその親は批判出来まい。一人でも多くの人が、一日でも早く「テロ組織」から抜けられることを切望する。それは周りの誰をも不幸にする無知であり、無恥である。