拉致被害者
http://mainichi.jp/select/news/20121229k0000e040151000c.html
警察庁が「北朝鮮に拉致された可能性が排除できない」として捜査・調査の対象としている人が全国で868人(11月1日現在)に上ることが28日、分かった。
拉致被害者 を支援している徳島県の市民団体「救う会徳島」(陶久敏郎代表)が情報公開請求、同庁が開示した。
同会によると、捜査・調査対象者数が判明したのは初めて。868人中、女性が232人で、都道府県別最多は北海道の81人。
政府はこれまでに17人を拉致被害者 として認定。民間の「特定失踪者問題調査会」は約470人の特定失踪者がいるとしている。
一方、警察当局は「拉致された疑いがある」といった相談を受けた際は積極的に捜査・調査しており、今回明らかになった868人の中には判断のつかないケースも含まれるとみられる。
【大原一城】