【読者サービス室から】憲法改正
安倍政権発足に向けて憲法改正への期待も高まっています。
「憲法改正に大賛成。今度こそ成し遂げてほしい。連合国が押し付けた憲法で国を守るなんてもともとおかしい。日本人自ら制定した憲法で国防体制を確かなものに」(東京都国分寺市の64歳男性)▽「9条改正や公明党主張の“加憲”も議論しないと現実的な改正要件緩和さえ難しいのでは。主権と領土を守る気構えがあれば改正は可能だ。もう言葉遊びはいい」(東京都日野市の73歳男性)▽「公明党との連立にこだわっては、いつまでも改正はできない。強い国家、国家主権再構築を期待する」(千葉県の72歳男性)など。
半面「国防軍になったら徴兵制になる」(東京都の男性)という意見がありますが、完全な誤解です。自民党公約は「憲法改正で自衛隊を国防軍と位置づける」としており、兵役は一言も言っていません。西欧諸国のほとんども自衛隊同様の志願制で、精鋭な軍隊を保持しています。
こんな分析が寄せられました。「安倍政権発足に向け国民の意識が変わってきたと思う。『子ども手当』バラマキ、生活保護増加など安易に国から面倒をみてもらうことをおかしいと感じ始め、自分のことは自分で、と考えるようになった。この変化も自民圧勝につながったのでは。新政権は『自立自存』を訴えていってほしい」(茨城県石岡市の72歳男性)
ただし「“昔の自民党”に戻って失望したくない。産経新聞はしっかり見張ってほしい」(埼玉県の70代男性)の指摘も。
また「日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長は選挙期間中、市長公務を後回ししていたのではないか。同党幹事長の松井一郎大阪府知事や日本未来の党代表の嘉田由紀子滋賀県知事も同様だ。こうした行為が果たして許されていいのか、徹底的に追及してほしい」(兵庫県宍粟市の70歳男性)という注文もいただきました。(12月17~22日の意見)