麻生元首相は大変な人気者だ。世界の首脳たちが一目置く大物政治家でありながら、気さくなべらんめえ調で国民に優しく語り掛ける。天性の明るさが持ち味で、笑顔がとびきり素敵だ。麻生さんには来る安倍政権できっと重職を担って頂けるだろう、そう思うだけで、ついこちらまで顔がほころんでしまう。
麻生さんの博多遊説風景 (クリック)をご覧頂き度い。読者のshiratamaさんからご紹介頂いたこの動画は、演説ではなくて、町の人々と握手しているだけなのに、見るところ、皆が幸せのオーラに包まれている。支持者の熱気や期待が画面から滲み出す。本物の政治家ってコレなんだよなと感じる。
云うまでもなく、元首相クラス なら誰でも盛り上がるってものじゃない。握手で元気をもらえるどころか、元気を吸い取られるような、いやいや、むしろ毒気にあてられて、こちらが病気になりそうな政治家だっている。例えば菅直人氏だ。あの人の発するオーラはどんよりと暗い。全身から邪悪な敵意を漂わせているようだ。
だから菅さんが辻立ちで演説しても、通行人は誰も立ち止まらないし、むしろ小走りになって逃げる。関わり合いになるとロクなことはない、と皆が知らん顔して離れ、本人がぽつんと取り残される。麻生さんと菅さんの対比で、自民党 と民主党 の体質の違いがよくわかる。暗い時代はもうすぐ終わる。日本の夜明けがやってくる。