安倍首相でメリークリスマス。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 





夕刻の備忘録 様のブログより。




いよいよ解散総選挙となった。踏みにじられた日本人としての誇りを取り戻す、まさに「最後のチャンス」である。目指すものは政権奪還ではない、「日本奪還」である。自民党のポスターの文句も同じく「日本を取り戻す」である。

ここで大勝しない限り、この三年間の国辱的体制は覆せない。最悪のシナリオは、自民党辛勝に終わった時、その状況も弁えず、病的な「自称支援者」が「あれもやれ、これもやれ」「あれもやると言っただろう」「これも早く解決しろ」とせっつくことである。それは正しく「野党民主党」が手ぐすねを引いて準備している打倒「与党自民党」対策そのものである。仮にそうなれば、いよいよ日本は我々の手の届かない彼方まで消えていく。だからこそ「最後のチャンス」なのである。

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では、「自民党大勝」のためには何が必要か。そのほとんど全てはマスコミ対策である。自民党の政策や、この三年間の仕事振りなど、知らない人に伝えねばならぬことは山のようにあるが、それよりも先ずは、「民主党の真実の姿」を周囲の者に理解させる方が、より安全確実ではないか。そのための「対マスコミ戦略」こそが重要なのである。

党首討論に対する報道を見れば、その重要度が最大かつ最優先であることが、今さらながらに理解されるであろう。あの安倍・野田の討論を新聞各社は、「野田圧勝」の論調で記しているのである。特に「毎日」の酷さが群を抜いている。未だに職責不明の副総裁・岡田の言葉を引用して、「安倍の器の小ささが出た」などと書いて締め括っている。

野田が解散を決意したのは、恐らくは細野のあの傲慢な国会質疑が最終的な引き金になったものであろう。あれは明らかに輿石の筋書きに乗って、野田の首を挿げ替え、総辞職させることによって、後釜に入ろうと画策したものであった。

要するに、野田の最終決断は、日本の現状でも、外交・領土問題でもなく、単に「党内の自分に対するクーデター」を抑えるには、日を置かずに解散に打って出る戦略しか残されていなかったことによる。即ち、野田の個人的事情であり、知性も教養も人徳も、何も必要としない、「自己保身のための必然であった」のである。

にも関わらずマスコミ各社は、その断末魔の叫びを如何にも「首相の覚悟」であるかの如く持ち上げた。「俺はオマエらの言いなりにはならないぞ!」と自党向けに大声で凄んでいる男に対して、安倍総裁が如何にも迷惑げに、距離を置いて対応したことは当り前のことである。それは中々迫力のある画面が取れたであろう。「家庭の事情」で追い詰められた男が、狂ったように吠えながら暴れ回っているのである。「まあ、話は少し落ち着いてから聞きましょう」となるのは当然ではないか。それをマスコミは、「安倍は虚を突かれた」「安倍は躊躇った」などと必死で難癖を付けていたのである。

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さて肝心のマスコミ対策である。周囲の人達に民主党の酷さを、マスコミの偏向・捏造を知らしめるためには何が必要か。その一つの鍵は、「ダブルチェック」である。即ち、「事実の確認とそれに対する報道の確認」という二回のプロセスを行って貰うように御願いすることである。

マスコミ報道でしか政治状況を知らない人には、当然今回のような「生の討論」や「街頭演説」、あるいはその「無編集動画」を見て貰う必要がある。しかし、ここでさらに重要なことは、街頭演説や、無編集動画から情報を得ている人達に、それに関するマスコミ報道も加えて確認して頂くことである。これをやらないと、「マスコミが如何に狂っているか」という「事実」を、自分の目で確認して貰うことが出来ない。

実は、報道に振り回されている人は「まだ軽傷」であり、生演説や無編集動画を見て聞いて満足し、それに関する報道を確認しない人の方が、現状認識の面では「むしろ重傷」とも言えるのである。何故なら、そこに「油断が入り込む隙がある」からである。

例えば、「生で党首討論を見た人」や「動画で全体を確認した人」は、野田や民主党の対応の酷さに呆れ果て、「これでは勝負にならない」「もう終わりだ」と強く感じるだろう。「これで民主党に投票する人など居るはずがない」と確信するであろう。そう感じれば、その夜のニュースで、それがどのように報道されるかに興味はなくなる。「どうやって編集したところで、あの酷さを隠しおおせるものではない」と結論付けるであろう。ところが、それは「隠しおおせる」のである。野田・民主圧勝の「編集作品」を作ることが出来るのである。今までそれをやり続けてきたのである。

従って、「熟慮の上の投票行動」を御願いする相手には、「生」を見ることを強調すると同時に、その報道振りをも確認するように勧める必要がある。確かに手間ではあるが、そうした二重の確認をした人達は、民主党の酷さと共に、それを必死で隠そうと偏向・捏造を繰り返している「マスコミの正体」をも知ることになる。一度そうした確認をした人達は、過去の記憶を辿りながら「あの時も俺はこうして騙されていたのか」という結論に至る。この段階を過ぎると、今度は「マスコミの報道姿勢を追跡する」ために、生演説、動画を見るというレベルに達する。ここが最も重要なポイントなのである。


泣いても笑っても、残り一ヶ月で結果が出る。今年のクリスマスは、久々の明るいクリスマスになる。安倍首相で迎える年末年始は、景気回復への助走として、明るく賑やかなものになるであろう。また、そうしなければならない。この雌伏の時期を共に乗り越えてこられたネット有志の皆様に御願いする。

合言葉は『安倍首相でメリークリスマス!』である。