また朝鮮人の嘘だ。北朝鮮の朝鮮中央通信が、長崎県の軍艦島で朝鮮人が強制労働させられた現場だと、事実無根のトンデモ説を披露して、世界遺産 登録を妨害をはじめた。わが国の記念碑的な建造物にイチャモンをつけて何が面白いのか。
確かに朽ち果てて廃墟となった軍艦島には、何やらおどろおどろしいイメージが漂う。ちょっと見たところ、サンフランシスコ湾に浮かぶ監獄島、アルカトラズ島に似てなくもない。あの島で朝鮮人を奴隷の如く酷使したと云われると、歴史に疎い若い人はそうかなあと思うかも知れない。それに軍艦島と云う名称にも、どこか軍国的な響きがある。しかし、あの島は軍艦でもなければ監獄でもない。かって日本の近代化を支えた炭坑の島だ。
もともと長崎県の端島は江戸時代から良質の石炭が取れるところだった。明治になって炭坑会社が本格的な採掘を始め、徐々に立派な海底炭坑と成った。当時の炭坑は近代日本の象徴であり、花形産業だ。島に集まる炭坑夫とその家族のため、最新式の集合住宅や学校や映画館が建てられた。何と日本で最初の鉄筋コンクリート住宅は、1916年、東京よりも早く、この炭坑の小島に建設された。
島にいろいろな建造物が出来てみると、遠目には、丁度その頃、三菱重工 の長崎造船所が建設した帝国海軍の戦艦「土佐」に似ている。それが軍艦島と呼ばれた理由だ。1974年に閉山して、その後は廃墟となって現在に至るが、今も軍艦島は多くの人々に愛されているし、長崎県の貴重な観光資源でもある。
さて朝鮮人の嘘だ。やや危険があろうとも高給が保障された石炭業界だから、当時、働きたい男は沢山いた。奴隷や罪人を連れてきて働かせる必要も理由もない。もちろん朝鮮併合時代だから、半島出身の炭坑夫もいたかも知れない。しかし多くの日本人が希望する職種だけに、言葉や生活習慣や労働の質の違う人々が職を得るのは難しかったのではないか。
何だかこの話、昔の朝鮮人売春婦が自らを慰安婦と称して、嘘をつくのによく似ている。さっさと世界遺産 に登録して、軍艦島の価値や歴史を世界の人々に知らしめたい。さもないと、わが国は何も悪いことはしていないのに、北朝鮮 や韓国 が、謝罪せよ、補償せよと騒ぎ出すに違いない。慰安婦の次は炭坑夫なんて、うんざりだ。