【集う】安倍晋三自民党総裁を囲む若手の会。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 








草莽崛起:皇国興廃此一戦在各員一層奮励努力。 



□15日、東京都新宿区の金美齢氏宅サロン

 

閉塞感打ち破り、仕事で結果を


 9月の自民党総裁選で安倍晋三元首相(58)が返り咲いたのは多分に中国や韓国のおかげであろう。乱暴狼藉(ろうぜき)の限りを尽くす「隣国の正体」を見せつけられた今ほど、“強いリーダー”が求められている時はない。

 こうした思いを持って総裁選では、多くの若手の経営者やサラリーマン、ジャーナリストらが安倍氏の応援に駆けつけた。当初、下馬評では劣勢が伝えられる中、集会やイベントを開いて側面からサポート。10月15日には、そのメンバーら約100人が集まり、安倍氏を激励した。

 日本の政治・経済振興を目指す「創誠天志(てんし)塾」塾長でジャーナリストの小川栄太郎さん(45)は、「戦後政治の中で安倍さんほど明確な理念を掲げて実行に移した政治家はいない」。評論家・金美齢氏が主宰する「美齢塾」のメンバーで自営業者の岩井康浩さん(40)も、「今の日本は『社会主義』に近い。ぜひ日本の社会を覆う閉塞(へいそく)感を打ち破っていただきたい」と期待を寄せた。

6年前、戦後最年少で政権を担った安倍氏は、「戦後レジームからの脱却」を掲げ、教育基本法の改正や防衛省への昇格などを次々と実現させたが、約1年後、参院選で敗れ、病気を理由に突然、退陣を表明。支持基盤である保守層からも批判を浴びた。月刊「WiLL」の花田紀凱(かずよし)編集長(70)は、「1年間であれだけのことをやった人なのだから、体調がよくなった今は、『仕事』で結果を出してくれるだろう」。

 握手攻めで迎えられた安倍氏は、「政治生命を一度は失いかけた私に、もはや怖いものはない」とあいさつ。そばで金氏が「これからみんな忙しくなるよ!」と声を掛けると、会場からは大きな拍手がわき起こった。

                                     (喜多由浩)