世襲批判は妬み根性だ!プリンスの血統に期待せよ! | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 





yohkan様のブログ・愛国画報FromLA より。




数日前、橋下市長vs週間朝日の対立を取り上げて、国政選挙の立候補者はその家系や血統を明らかにせよと書いた。早速、読者の皆様からご賛同を頂いたが、一方、ツイッター では何件かの反対意見が寄せられた。出自を知って何をするつもりか、血統は選挙と無関係ではないか、と云う声だった。


この意見は分からないでもない。出自による不当な差別など許してはならない最低の行為だ。それに、どこの家だって、あまり人様に知らせたく隠し事のひとつやふたつはあるだろう。一族郎党の過去を暴き、他人がごちゃごちゃ云うのは筋違いだ。


但し考慮すべきは、立候補者は一般人とは違うと云う厳然たる事実だ。選挙民にとって、立候補者が個人的な知り合いでも無い限り、如何なる人物か判断できないから、各種データが必要なのだ。政治信条や政治活動 の実績が重要なのは勿論だが、学歴・職歴や信賞必罰、家柄や血統も判断材料に成る。家柄はその人の育った環境が分かるし、血統により資質が推し量れる。競馬で馬券を買うとき、戦歴のみならず、厩舎や親の馬のデータを重視する人が多いのと同じ理屈だ。


この延長線でモノ を考えれば、世襲議員が選挙で有利なのは当然だ。親が政界で活躍した立派な議員であれば、その子弟にも同じ資質が期待できる。加えて、一般家庭がテレビのバラエティ番組に笑い、冷蔵庫の買い替えで夫婦が言い争いをする時、政治家の家庭では真剣な眼差しで国会中継を追い、仲間の議員を自宅に呼んで安保問題で喧々諤々の議論を戦わせていたかも知れない。政治家の英才教育と呼ぶべき環境だろう。


もちろん、先代から地盤を引き継いでも無能な議員は要るが、親子である以上、政治的才能を引き継がない方が例外だ。方や世間には地盤の有無以前に、何の政治的能力もない奴のほうが多い。そんな連中がニワカ成り金になって権力を握ったり、あるいはテレビ芸人としての知名度で、馬鹿な選挙民相手に票を稼ぐほうが、余程、深刻な問題を生む。




草莽崛起:皇国興廃此一戦在各員一層奮励努力。 



選挙とは、支持者の多い人が勝つ仕組みだ。親の七光りで勝つ人物がいて、何が悪い。血統正しきプリンスやプリンセスはそもそも強運の星に恵まれ、政治家として輝くべきDNA を備えた人々なのだ。本人の努力次第で、親よりさらに輝きを増すかも知れない。「世襲」、唯そのひと言で、政治家の息子や娘達の政界進出を潰すとすれば、それは逆差別だ。 世襲であろうとなかろうと、活躍のチャンスを与えるか否かは、個々の選挙民による判断だ。心貧しい民の嫉みや妬みや偏見で、選挙制度を捩じ曲げたくはない。