宏池会、3度目の分裂。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 






谷垣氏ら離脱へ。


草莽崛起:皇国興廃此一戦在各員一層奮励努力。 






 自民党古賀派(会長・古賀誠元幹事長、所属議員32人)出身の谷垣禎一前総裁と、同派の川崎二郎元厚生労働相、中谷元・元防衛長官、佐藤勉元総務相、逢沢一郎衆院議員ら9人が3日、東京都内のホテルで会合を開き、同派離脱を前提とした新たな政策研究会の発足を決めた。

 

 9月の党総裁選で古賀氏が谷垣氏を支持せず谷垣氏が出馬断念に追い込まれたことに反発した。池田勇人元首相が作った名門派閥「宏池会」の再々分裂は確実な情勢となった。

 

 研究会の準備会合には9人のほか、棚橋泰文元科学技術相ら無派閥の4人も出席。代表世話人には逢沢、中谷、棚橋の3氏をあて、谷垣、川崎両氏が顧問になることを決めた。川崎、中谷、佐藤の3氏は古賀派への退会届を提出済みだ。一方、古賀派では、会長辞任を表明した古賀氏の後任に、岸田文雄前国会対策委員長が選ばれる見通しとなった。

 

 宏池会は1998年に麻生元首相らが加藤紘一元幹事長の会長就任に反発して離脱。2000年には、加藤氏が野党提出の森内閣不信任決議案に同調しようとした「加藤の乱」を契機に、古賀氏らのグループと、加藤、谷垣両氏らのグループに再分裂し、その後、08年5月に古賀氏と谷垣氏が和解、合流した経緯がある。




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