中山成彬オフィシャルブログ・立て直そう日本~この国を守る覚悟を~ より。
九州南部も梅雨が明け、本格的な夏到来です。後、半月でお盆が来ます。そして8月15日終戦記念日です。この暑い季節を迎えると、いつも先の大戦で亡くなった英霊達のことを思います。
祖国日本を守るために命を懸けた、たくさんの若者達がいました。知覧特攻基地には行く度に涙が止まりませんが、地元にも宮崎空港の一隅に南の空に飛び立って帰らなかった特攻兵を祀った記念碑がひっそりと置かれています。
文部科学大臣の時、総理発言原稿の中の「心ならずも命を落とした・・・」の文言にクレームを付けたことがありました。「心ならず」とは英霊に対して失礼ではないかと。今、我々は長年の平和に慣れ過ぎて、国を護ることの大切さを忘れ、祖国を護るために命を投げ出した当時の日本人の心情を理解することが出来なくなっています。
そもそも、「敗戦」を「終戦」と呼ぶことで本当の反省をしていない、ごまかしているように思います。戦後7年間の占領期間中にアメリカの巧妙な占領戦略によって全て日本が悪かった。それも一部の軍国主義者のせいだと責任転嫁して済ましてしまっているのではないか。広島、長崎への原爆投下、東京を始めとする大空襲の惨禍にもその国際法違反の非道を非難するのではなく、「ノーモア・ひろしま」を「あやまちは二度と繰り返しません」と、まさに自分達が悪かったことにしてしまっている。従軍慰安婦20万人を朝鮮から強制連行したとか、南京で30万人虐殺したとか、反日マスコミがでっち上げたことなのにあまり反発することなく、半ば信じている人の多いことにも驚かされます。
強制連行といえば、シベリア抑留60万人の悲劇に対してもソ連を非難する人も少ない。抑留体験者も年を召され、身近でも亡くなる人が増えています。自省心が強い日本人です。それは良いことでもありますが、その性向を利用されて、言い返すこともない日本人です。そして、平和ボケの中で精神的にも地勢学的にも着々と日本侵略が進んでいます。
しかし、マスコミの偏向報道とは別に、インターネットを通じて、そのユーザー達から真の日本の歴史を学び直そうという気運が盛り上がっています。日本の置かれた現状に対して、危機意識を持って立ち上がろうとする人達も増えてきています。
そういう時に、まさに時宣を得た2冊の著書が出版されました。1冊は、水間政憲氏の「一目で分る日韓・日中歴史の真実」。もう1冊は鳴霞氏の「日本涼奪・知ったら恐くなる中国政府と人民解放軍の実態」です。是非この2冊が多くの日本人の注目するところとなって、読んでいただきたい。それによって、これからも日本がどこからも侵略されない、どこからも涼奪されない、真の独立国として存続できる道だと信じます。
尚、ブログでは「ねずさんのひとり言」が日々更新され、我々に新しい知識と勇気を与えてくれています。ぜひ一人でも多くの人に拡散してほしい。ねずさんには毎日大変な労力だと思いますが、日本人が立ち上るまで頑張ってもらいたいと願っています。
暑い夏になりますが、敗戦後67年、独立して60年目のこの夏を日本人が真に覚醒する節目になることを切に祈っています。